佐倉市:公共下水道

地方公共団体

千葉県 >>> 佐倉市

地方公営企業の一覧


収集されたデータの年度

2021年度 2020年度 2019年度 2018年度 2017年度 2016年度 2015年度 2014年度

経営比較分析表(2019年度)

経営の健全性・効率性について

※下水道事業全体(公共+特環)について記述①経常収支比率平成29年7月1日より33.1%の使用料改定を実施した結果、大きく改善され、全国平均、類似団体平均ともに上回った。②累積欠損比率累積欠損金の発生はない。③流動比率前年より大きく上昇しており、全国平均や類似団体平均と比べて高い水準にある。④企業債残高対事業規模比率将来の更新財源を見据えた使用料改定によって現預金残高が一時的に増加。企業債残高がもともと少ないこともあり、全国平均、類似団体平均と比較し良好な数値を示している。⑤経費回収率100.25%(※)⑥汚水処理原価145.60円(※)経費回収率は使用料改定によって改善され、100%を超えることができたものの、前年比では悪化している。また、汚水処理原価も前年から増加している。(※)「減価償却費から国県補助金に伴う長期前受金戻入のみを控除」した汚水処理費により算出した、佐倉市独自の指標数値。⑦施設利用率当市は処理場を持たない。⑧水洗化率佐倉市上下水道ビジョンに基づき、令和6年度末までに農業集落排水施設、合併浄化槽を含めた汚水処理人口普及率100%を目指す。

老朽化の状況について

※下水道事業全体(公共+特環)について記述①有形固定資産減価償却率全国平均、類似団体平均と比較して、当指標の数値は低いもののその差は縮まってきており、昭和40~50年代にかけ最も多くの下水道管を設置していることから、今後も増加するが見込まれる。②管渠老朽化率現状、法定耐用年数を超えた管渠はないが、硫化水素による腐食等、当指標では表れない老朽化が実態として観察されている。③管渠改善率前年度に比べ工事延長が増加。今後は使用料改定によって確保した更新財源をもとに、ストックマネジメント計画に基づく更新工事を実施していく。

全体総括

※下水道事業全体(公共+特環)について記述当市における下水道施設の更新と耐震化、人口と水需要の減少を想定した長期的分析により、財政状態の急激な悪化が懸念されていたことから、平成29年7月1日より33.1%の使用料改定を実施。その結果、経常収支比率や流動比率は大きく改善が見られ、経費回収率も100%を超えることができたが、前年比では悪化しており、継続して財政状態を注視し、経営改善の検討に努めていく必要がある。令和2年度中には経営戦略を策定する予定であり、その中で試算した投資・財政計画に基づいて定期的に事業量の見直しや使用料のあり方等についても検討していく。

類似団体【Ac1】

青森市 盛岡市 郡山市 宇都宮市 太田市 狭山市 久喜市 坂戸、鶴ケ島下水道組合 野田市 成田市 佐倉市 市原市 八王子市 青梅市 多摩市 横須賀市 平塚市 鎌倉市 小田原市 秦野市 厚木市 金沢市 沼津市 豊橋市 岡崎市 一宮市 春日井市 刈谷市 豊田市 小牧市 四日市市 大津市 草津市 岸和田市 富田林市 和泉市 箕面市 加古川市 奈良市 和歌山市 呉市 高松市 松山市 高知市 大野城市 長崎市 大分市 鹿児島市 浦添市 沖縄市