木更津市:公共下水道
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木更津市:公共下水道
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経営比較分析表(2019年度)
経営の健全性・効率性について
①収益的収支比率については、前年度と同程度の水準でありますが、総収益で総費用及び地方債償還金を賄えていない状況ですので、水洗普及の促進等により料金収入の増加を目指し、一層の経営健全化を図ります。④企業債残高対事業規模比率は、類似団体平均値と比較して高く、なおかつ上昇傾向にあります。これは、大型の区画整理事業の進展に伴い、管渠整備等に係る費用が増加したことに起因しています。しかしながら、現在の普及率は約55.21%であり、未普及解消を推進する必要があるので、整備費等平準化を図りながら適切な事業運営に引き続き努めます。⑤経費回収率については、前年度と比較して減少しておりますが、これは企業会計移行に伴う打切決算により、料金収入の未収入分が加味されていないことに起因しています。企業会計移行後においては、100%以上となるよう経営改善を進めていきます。⑥汚水処理原価は、類似団体平均値よりも低い状況が続いており、今後はより一層汚水処理に対する経費を抑制できるよう努めます。⑦施設利用率は、類似団体平均値とほぼ同様でありますが、下水道事業は季節によって運転需要に変動があるので、汚水処理能力に注視しながら安定した施設稼動に努めます。⑧水洗化率(接続率)が類似団体平均値よりも低い状況にあるので、整備済区域内の住民ニーズを把握して水洗普及の促進に引き続き努めます。
老朽化の状況について
本市下水処理場は、昭和60年3月に供用開始して以来約35年が経過し、多くの電気設備・計測設備等が法定耐用年数を越えている状況にあるので、下水処理場長寿命化計画に基づき老朽化対策事業を実施し、第1期計画を平成30年度までに完了させております。管渠改善率については、類似団体平均値より低く、令和元年度においては0%となっている状況です。これは、昨年に引き続き既存圧送管の補修に係る事業を優先させたため、昭和40年代に民間の宅地開発事業によって整備された汚水管渠(陶管)の改修を見送ったことに起因します。今後の老朽化対策としましては、管渠・処理場・ポンプ場等の施設を一体としたストックマネジメント計画を策定し、各施設の重要度・健全度に応じた調査・改修を順次進めていく予定です。
全体総括
・下水道事業は、施設型事業であるため初期投資として多額の建設費用が必要となっています。今後は、中長期的な経営の基本計画である「経営戦略」を令和2年度までに策定し、現状の経営状態を的確に把握した上で持続な下水道事業の運営に努めていきます。・老朽化対策事業や管渠の新設等には多額の経費を要しますが、各事業の必要性に応じ経費の平準化を図りながら今後も整備を進めます。・経費回収率が、100%以上となるよう水洗化率及び施設利用率の向上等を目指し、事業経営の健全性や経営基盤の強化を図ります。また、令和2年4月に地方公営企業法の財務規定適用を図り、事業の経営状態や財政状態を明確にします。
地方財政ダッシュボードについて
本ウェブサイトは、地方公共団体の財政に関するオープンデータのうち再利用困難なものを収集・整理し、
日本の経済学・財政学・情報技術の発展をめざして公表する場です。またオープンサイエンスの意味合いも含みます。
原典は、以下の資料です。参照先として(澁谷英樹「地方財政ダッシュボード」、(https://shibutani.org)
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