寄居町:簡易水道事業(法適用)

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経営比較分析表(2017年度)

経営の健全性・効率性について

①経常収支比率は使用水量の減に伴う給水収益の9百万円の減少及び汚泥処理の運搬の増による委託料の11百万円の増等に伴う営業費用の増加により前年度に比べ約3%の減となったものの、依然100%を超え、累積欠損金比率も0%であることから健全な黒字経営が行えている。また、年度内での工事支払等の増により未払金が減少したのが主な要因となり、流動比率も42%微増した。しかしながら、給水収益の減少及び寒波による漏水が多数発生したことに伴い、施設利用率・有収率が微減しているため、老朽管の更新や漏水調査等の漏水防止策を今後とも行っていきたい。

老朽化の状況について

①有形固定資産減価償却率は微増しており全国平均よりも高水準である。②管路経年化率についても平均に比べ低いことから、法定耐用年数を超えている管は少なく、③管路更新率についても全国平均よりも高水準である。今後についても水道ビジョンによる管路更新を進めていくための経営戦略を策定し、それに沿った整備を進め、将来の大規模な更新等に備えていきたい。

全体総括

現状、経営の健全性・効率性は概ね保たれている。しかしながら、給水収益の減少及び工事等の建設改良費の増加は今後とも見込まれるため、経常収支比率や流動比率等注視していかなければならない。老朽化の状況については、平成32年度に策定予定の経営戦略及び施設整備計画に基づいた更新を行っていき、率が悪化することのないよう取り組んでいきたい。

類似団体【A5】

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