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経常収支比率収益的収支比率累積欠損金比率流動比率経費回収率汚水処理原価施設利用率水洗化率 |
経営の健全性・効率性について①経常収支比率については、前年度に比べて0.64.上昇し、111.17%となり、単年度収支が黒字であることを意味する100%を超えており、適切な数値であると考える。今後についても吉川市下水道事業経営戦略に基づき、適切な経営に努めていく。③流動比率については、前年度に比べて31.72ポイント上昇し、113.69%となり、初めて100%を上回ることができた。今後についても減価償却累計額が増加していくことから、流動資産が増加していくものと考える。④企業債残高対事業規模比率については、前年度に比べて12.06.上昇し、686.39%となったが、類似団体平均値以下のため、適切な数値と考える。ただし、今後も吉川美南駅東口土地区画整理事業地内の下水道管布設工事等により、企業債残高が増加する見込みであるため、引き続き注視することが必要であると思われる。⑤経費回収率は、前年度に比べて5.79.減少し134.77%となったが、類似団体平均値及び全国平均値をともに大きく上回っており、適切な数値であると考える。今後についても適切な支出に努め、経費回収率の維持を図る。⑥汚水処理原価は、前年度に比べて3.93円増加し、81.43円となったが、類似団体平均値及び全国平均値をともに大きく下回っており、適切な数値であると考える。今後についても吉川市下水道事業経営戦略に基づき、適切な支出に努め、汚水処理原価の維持を図る。⑧水洗化率については、前年度に比べて0.11.上昇し、97.05%となり、類似団体平均値及び全国平均値を上回っている。今後、大きく上昇することは難しいと思われるが、引き続き、未接続世帯への通知を実施し、水洗化率の向上を図る。 |
有形固定資産減価償却率管渠老朽化率管渠改善率 |
老朽化の状況について管渠改善率については、耐用年数を経過した管渠がないため、管渠の更新を実施していない。今後は吉川市下水道事業経営戦略(令和2年度策定)に基づき、計画的に管渠の維持管理及び更新を図る。 |
全体総括現在のところ、各指標が類似団体平均値及び全国平均値を上回っており、適切な経営状態であると考える。今後についても、汚水処理費の増加や、管渠及びポンプ施設の耐震化工事に対応するため、将来的には管渠の更新をしていく際には、財源不足になることが吉川市下水道事業経営戦略(令和2年度策定)において明らかになっている。今後については、下水道使用料の改定を視野に入れつつ、令和7年度に経営戦略の改定作業を行う予定である。 |
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