南牧村:簡易水道事業
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10:群馬県
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南牧村:簡易水道事業
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経営比較分析表(2020年度)
経営の健全性・効率性について
(1)①加入者増により料金収入が増額となった。収支比率は100%を上回った。引き続き上昇するよう努めたい。④他の類似団体と比べると大幅に低くなっている。その原因として施設設備の更新の先送りなどが考えられる。⑤前年度より供給単価、給水原価があがったため回収率が減少した。回収率の向上に努めたい。⑥近年は類似団体と比較しても低い比率となっているが今後の更新等で比率が上がることも考えられる。⑦類似団体が約50%に対して、約85%を保っている。今後この比率が下がらないよう管理していく必要がある。⑧類似団体に比べ、低い有収率となっている。有収率向上のために漏水対策などに努めたい。(2)南牧村では今後、施設の老朽化等により施設の更新が必要となる箇所が多くなってくる。そのため今後は給水に係る費用の削減や料金回収率を現在の比率より高くなるような取り組みが必要になってくる。上記⑧の有収率が低くなっている主な原因として漏水が考えられる。南牧村では冬期に気温低下による凍結で水道管が破裂するなど、凍結による漏水が多くみられる。今後、有収率を上げるためには年間を通した漏水対策も重要だが、漏水が多くみられる冬期の漏水対策をより一層取り組んでいく必要がある。
老朽化の状況について
(1)③管路更新率令和2年度は管路更新がなかったため0%となった。今後は更新計画を立て、計画的に実施していく必要がある。(2)更新率の増加は、老朽化・漏水により使用が難しくなってきた管路の更新のため、計画的な更新ではないのが現状である。そのため今後も引き続き、管路の状況や現状(経年数)を把握したうえで、管路の更新を少しずつでも実施しなければならないという課題がある。
全体総括
(1)施設・管路の老朽化に対して計画的な更新を行っていくこと、冬期に頻発する漏水に対して対策をより強化していくことなどがあげられる。(2)施設・管路の老朽化に対する更新については、経年数や現在の状況を把握し、施設設備については、定期的に業者へ点検等を依頼することで、必要な箇所から順を追って計画的な更新を行いたい。計画的に行うことにより費用の削減に繋がることが考えられる。(3)冬期の漏水対策については、管に保温材などを使用しているが、気温がより低下する地域についてはより一層の対策を行いたい。また家庭の水道に関しては、村の告知放送やテレビなどを活用して、凍結・漏水対策などの強化に努めていきたい。
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