古河市:農業集落排水
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経営比較分析表(2019年度)
経営の健全性・効率性について
①収益的収支比率使用料収入が増加していることと地方債利息の減少に伴う総費用の減少により、令和元年度は1.89ポイント上昇した。④企業債残高対事業規模比率類似団体平均と比較して低い水準で推移している。令和元年度は企業債残高の減少と使用料収入の増加により、30.13ポイント低下した。⑤経費回収率近年増加傾向であり、類似団体平均と比較して高い水準で推移している。令和元年度は使用料収入の増加と汚水処理費の減少により、4.64ポイント上昇した。⑥汚水処理原価近年減少傾向であり、類似団体平均と比較して低い水準で推移している。令和元年度は汚水処理費の減少により、12.35円の減となった。⑦施設利用率類似団体平均と概ね同水準で推移している。令和元年度は処理水量の増加により、6.31ポイント上昇した。⑧水洗化率水洗便所設置済人口は増加傾向にあるものの、類似団体平均と比較すると低い水準で推移している。令和元年度は水洗便所設置済人口の増加のより、1.43ポイント上昇した。
老朽化の状況について
③管渠改善率管渠更新事業は実施していないが、恩名地区の区域拡大による処理施設の改築・更新と、それに伴う管路施設調査を予定している。
全体総括
収益的収支比率が平成30年度より増加傾向にあることと、類似団体平均と比較して低い水準で推移している企業債残高対事業規模比率を見ると、経営の健全性は保たれているといえる。また、経費回収率が類似団体平均と比較しても高い水準にあることと、汚水処理原価が類似団体平均と比較して低い水準にあることを見ると、経営の効率性も保たれているといえる。一方で、水洗化率についてはまだ低い水準となっているため、接続率向上のための啓発活動を継続的に実施する必要がある。今後は施設の老朽化による更新投資の増加とともに、人口減少による使用料収入の減少が見込まれることから、経営戦略に基づき計画的な施設管理を行うとともに経営基盤の強化を図る必要がある。