経常収支比率
収益的収支比率
累積欠損金比率
流動比率
経費回収率
汚水処理原価
施設利用率
水洗化率
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経営の健全性・効率性について①収益的収支比率について、100%を上回り、前年度よりも3.47%増となっているが、一般会計繰入金に依存する状況が続いており、料金改定を検討するなど、料金収入での財源の確保に取り組む必要がある。④企業債残高対事業規模比率について、前年度に比べて49.19%減少している。しかし、一部施設は供用開始後19年を経過しており、今後施設の機能診断と施設の強化を進めていく必要があり、そのためには財政的に多額の支出が見込まれる。⑤経費回収率について、前年度よりも料金収入が2.4%増額しており適正に賄えていると考えられる。しかし、今後の更新投資を考えると、更なる財源確保が必要とされる。⑥汚水処理原価について、7.69円の減となり、類似団体平均値と比べても金額が低いため、効率的な汚水処理が実施されていると考えられる。更なる有収水量増加のために、接続区域全域で接続率90%を目標としている。⑦施設利用率について、人口の減少、処理数量の減少から、施設利用率は低下しているが、今後未加入世帯の接続を考えると適正と思われる。⑧水洗化率について、年々増加傾向にはあるが、類似団体と比べて低いため、接続率を上げるために加入促進活動を強化していく必要がある。
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有形固定資産減価償却率
管渠老朽化率
管渠改善率
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老朽化の状況について管渠改善率について、現在は管渠の更新をしていないが、供用開始後19年を経過する施設もあるため、計画的な更新の検討が必要とされる。
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全体総括財源が一般会計の繰入金に依存する傾向にあるため、使用料収入からの財源確保と、全接続区域において、接続率90%以上につなげるための、加入促進活動を強化していく必要がある。
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