金山町:簡易水道事業(法適用)

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地方公営企業の一覧


収集されたデータの年度

2021年度 2020年度 2019年度 2018年度 2017年度 2016年度 2015年度 2014年度

経営比較分析表(2020年度)

経営の健全性・効率性について

当該事業は新たな設備投資を進めており、令和元年度に金山町統合簡水事業として経営統合を完了した。しかし、収益的収支比率が100%を下回っており、年度によっては60~70%台の当該比率の年度もあるため、事業の経営改善を進めていく必要がある。原因として同規模の自治体に比べて料金回収率は上回っているもの、給水原価及び施設利用率が下回っているため経営の効率性が低下していることが考えられる。給水区域の拡大も進めているが、高齢化率の上昇及び人口の減少、さらには空家が増加している。現在は大規模災害の各種復旧工事が行われているため使用料収入が増加しているものの、令和4年度中の只見線の復旧工事終了をもって大規模な復旧工事は終了となる。今後は使用料収入の大幅な減少も大きな課題である。当町の簡易水道事業は昭和30年代より開始され、町の地理的要因から配水施設なども複数の地区ごとに必要なため、維持管理費についても増大する可能性がある。地方債の償還についても大きな負担となることから維持管理費の問題と併せて使用料金の設定を、現在進めている簡易水道事業の公営企業会計の導入に合わせて今後は検討する必要がある。

老朽化の状況について

水道管の管路の更新率は最近5年間の平均では類似団体の平均を上回っているが、修繕費用は高額なため配水施設などの維持管理費とともに長期的な視点での改修計画を、現在進めている簡易水道事業の公営企業会計導入に併せて今後は検討する必要がある。

全体総括

現時点でも収益的収支比率が100%を下回っており、今後は人口減少や高齢化の問題から使用料収入の減少が予想され、収入の面でも大きな課題となる。また。当町では地理的要因から一定の地区ごとに水源地や配水施設があり、施設の維持管理費についても大きな課題となる。今後の公営企業会計への導入に向けて、経営の長期的な視点から施設管理の効率化及び維持費用の平準化、さらには使用料の改定も検討する必要がある。

類似団体【D4】

紋別市 富良野市 奥尻町 島牧村 真狩村 留寿都村 泊村 神恵内村 積丹町 赤井川村 上富良野町 占冠村 美深町 音威子府村 中川町 幌加内町 羽幌町 初山別村 中頓別町 利尻町 幌延町 湧別町 西興部村 洞爺湖町 浦河町 芽室町 広尾町 本別町 足寄町 厚岸町 標茶町 白糠町 平川市 西目屋村 大鰐町 風間浦村 佐井村 三戸町 新郷村 二戸市 雫石町 七ヶ宿町 大石田町 小国町 川俣町 天栄村 檜枝岐村 三島町 金山町 昭和村 棚倉町 鮫川村 葛尾村 飯舘村 上野村 神流町 南牧村 中之条町 草津町 利島村 神津島村 御蔵島村 青ヶ島村 松田町 粟島浦村 津幡町 高浜町 南アルプス市 早川町 富士川町 道志村 忍野村 小菅村 丹波山村 大町市 飯山市 南相木村 北相木村 佐久穂町 平谷村 根羽村 売木村 天龍村 泰阜村 大鹿村 王滝村 生坂村 山形村 池田町 木島平村 栄村 養老町 白川村 森町 豊根村 松阪市 熊野市 日野町 笠置町 伊根町 曽爾村 御杖村 黒滝村 天川村 野迫川村 下北山村 上北山村 川上村 東吉野村 高野町 白浜町 すさみ町 古座川町 北山村 智頭町 三朝町 知夫村 新庄村 西粟倉村 周防大島町 和木町 三好市 上勝町 美波町 今治市 八幡浜市 上島町 北川村 馬路村 三原村 朝倉市 新宮町 東峰村 宗像地区事務組合 吉野ヶ里町 南関町 和水町 小国町 産山村 山都町 水上村 五木村 球磨村 津久見市 姫島村 玖珠町 日南市 西米良村 門川町 諸塚村 椎葉村 垂水市 三島村 十島村 長島町 屋久島町 大和村 宇検村 瀬戸内町 東村 渡嘉敷村 座間味村 粟国村 渡名喜村 南大東村 北大東村 伊平屋村 伊是名村 多良間村 与那国町