天栄村:農業集落排水
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07:福島県
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天栄村:農業集落排水
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経営比較分析表(2020年度)
経営の健全性・効率性について
①収益的収支比率については、100%を超えており経営が安定していると見てとれますが、一般会計からの繰入金もあることから、維持管理費の更なる費用削減を実施する必要があります。④企業債残高対事業規模比率は、現在投資事業を行っていないため、年々減少していますが、今後施設等の更新時期の到来を迎えることから企業債残高を増加させないよう、借入額の検討及び計画的な更新に努めます。今後の更新時期に向け、財源の確保が必要となりますが⑤経費回収率からもうかがえるように、使用料で回収すべき経費を料金収入だけでは補えていないことから、料金の見直しについても検討をする必要があります。⑥汚水処理原価及び⑦施設利用率にあっては、類似団体平均値に比べ良好なことがみてとれることから当面は現状を維持していきます。⑧水洗化率は97%と高く、平均も上回っております。未接続の地域が一部残っていますが、広大な面積を有し、集落が点在している当村にあっては、これ以上の増加は期待できないことから、現状を維持していく考えであります。
老朽化の状況について
昭和63年から平成17年にかけ、9カ所に排水施設を建設しており、管路については、今後10年間は耐用年数を超えないため当面の間は支障をきたすことはありませんが、処理施設といった機器類については老朽化が進行しており、年々修理費や機器の交換費用が増加していくことが予想されます。今後、更新時期が集中的に到来することを見据えた、更新事業の計画を策定します。
全体総括
今後の施設更新に備えるため、資金を蓄える時期を迎えてきますが、人口の減少による料金収入の低迷と施設の老朽化に伴う維持費の増加が懸念されます。現状の財政事情では、短期的・集中的な施設の更新事業をすることは困難であるため、経営状況を正確に把握し、健全・効率的な経営計画・更新計画を策定することが必要であり、投資の平準化に努めることが必要になります。