最上町:公共下水道
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06:山形県
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経営比較分析表(2019年度)
経営の健全性・効率性について
収益的収支比率は平成30年と比較すると、委託料が減少した為に良くなっているいるが、今後施設の老朽化に伴い修繕費が増加すれば比率も低くなっていく可能性がある。経費回収率については公共下水道への接続率が増加しているが、処理区域内の人口が減少している為、料金収入としては緩やかに減少している状況である。また、現在の料金収入では汚水処理費を賄えておらず、不足分は一般会計繰入金に頼っている状態である。そのため、突発的な修繕費の発生を抑える等、修繕費の平準化を図るために計画的に施設設備等の修繕や更新行って行きながら、維持管理費の削減に努め、また料金改定も視野に入れていかなければならないと考えている。汚水処理原価については、処理施設設備の老朽化に伴う修繕費の増加により汚水処理原価が高くなっている。現在計画的に機械設備の更新を図る中で、より効率的な設備の導入なども考え、維持管理費の削減に努めて行きたい。住宅リフォーム等と合わせて公共下水道への接続への啓蒙を行い施設利用率や水洗化率の向上に努めて行きたいと思う。
老朽化の状況について
平成13年より供用開始している為、管渠については老朽化に伴う大きな問題は発生していない。しかし、浄化センター施設については機械設備について、更新の時期に来ている。だが、計画的に修繕工事を行う事によって、突発的な修繕費の発生を抑え平準化していきたいと考えている。
全体総括
近年若干の接続数の増加はみられるものの、処理区域内の人口が減少しているため料金収入としては今後大幅な増加は見込めない。現在料金収入のみで総費用を賄う事ができず一般会計の繰入金に頼っている状態である。今後計画的に修繕工事を行う中で、機械設備等の効率化を図ったり、過大なスペックにならないように適切な更新を行って行き維持管理費の削減に努めて行きたい。また料金改定も視野に入れて行かなければならないと考えている。