05:秋田県
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藤里町:簡易水道事業
簡易水道事業
簡易水道事業
特定環境保全公共下水道
農業集落排水
特定地域生活排水処理
2018年度
2017年度
2016年度
2015年度
2014年度
経常収支比率収益的収支比率施設利用率有収率 |
経営の健全性・効率性について①収益的収支比率過去5年すべて100%未満であり、平均でも約63%と、赤字経営が続いている。地方債の償還のピークが平成37年度である一方、人口減少等により、料金収入は今後も減少していく見込みであり、今後の数値の更なる悪化が懸念される。料金回収率も45.76%と低く、不足分を一般会計からの繰入金に依存している状態であり、経営改善に向けては水道料金の増額と共に、費用の削減が必要である。④企業債残高対給水収益比率類似団体平均値と比べてかなり高い数値となっている。企業債借入を伴うような大規模事業は終了しており、地方債現在高は年々減っていく見込みである。それに伴って数値も低くなっていく見込みではあるが、地方債現在高が減っていくのを待つだけでなく、水道料金の増額による経営改善も図っていく必要がある。⑤料金回収率数値が低く、収入不足を基準外繰入金によって補填している状態が続いている。今後、水道料金の増額を検討し、数値の改善を図る必要がある。⑥給水原価類似団体平均値と比べると低い数値となっているが、地方債の償還のピークが平成37年度である一方、年間総有収水量は人口減少等により減っていく見込みである。給水原価の高騰を防ぐため、維持管理費等の徹底的な削減を図っていく必要がある。⑦施設利用率類似団体平均値よりも高い割合で利用されており、施設の規模は適切であると考えられる。⑧有収率配水量等をパソコン・スマートフォンで確認できるシステムを導入しており、チェックは毎日行っている。その成果が現われてきたのか、数値は徐々に高くなってきている。しかし、類似団体平均値よりも依然として低い状態である。今後も、施設の状況を常に注視し、漏水等への対応を迅速に行っていく必要がある。 |
管路更新率 |
老朽化の状況について③管路更新率予定していた多くの管路の更新が完了しており、平成30年度は管路の更新が全く無かったため、数値は0%である。今後、管路の更新が特定の期間に偏らないような更新計画の策定が求められる。 |
全体総括収益的収支比率・料金回収率供に数値が低く、収入の不足を一般会計からの繰入金に頼った経営が続いている。使用料の増額により、経営改善を図っていかなければならない時期がきていると考えられる。また、水道事業は住民にとって欠かすことのできない事業であり、健全な運営を継続的に続けるため、計画的な老朽施設・管路の更新を進めていく必要がある。 |
本ウェブサイトは、地方公共団体の財政に関するオープンデータのうち再利用困難なものを収集・整理し、
日本の経済学・財政学・情報技術の発展をめざして公表する場です。またオープンサイエンスの意味合いも含みます。
原典は、以下の資料です。参照先として(澁谷英樹「地方財政ダッシュボード」、(https://shibutani.org)
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