04:宮城県
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南三陸町:南三陸病院
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南三陸病院
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2017年度
2016年度
地域において担っている役割東日本大震災により南三陸地域の医療機関全てが流失した。震災後再建された診療所、歯科診療所はそれぞれ2か所であったが、歯科診療所は現在1か所に減っている。また、入院施設は当院のみとなっており地域の基幹医療施設として輪番制及び二次救急指定医療機関となっている。併設された「総合ケアセンター南三陸」及び「りあす訪問看護ステーション」とともに地域の医療・保健・福祉の拠点として地域包括ケアの構築に努めている。 |
経常収支比率医業収支比率累積欠損金比率病床利用率入院患者1人1日当たり収益外来患者1人1日当たり収益職員給与費対医業収益比率材料費対医業収益比率 |
経営の健全性・効率性について東北大学や県より継続して医療提供体制の支援を受けていること等により、経常収支、医業収支ともに前年度と同様の数値となった。累積欠損金比率は平均値を大きく上回るものの徐々に改善している。病床利用率は平均値以上で推移しており、入院患者の1人1日当たりの収益は平均値と同様となっている。外来患者の1人1日当たりの収益は透析患者の増により平均値を超える水準となっている。また、職員給与比率は平均値より低い数値で推移している。材料費比率は前年度と同様に、平均値より低い水準を維持している。今後は入院患者数や外来患者数の動向に留意しながら安定的な収益の確保に努めるとともに、引き続き効果的効率的な費用の在り方を検討し収支比率の向上に努めていくこととする。 |
有形固定資産減価償却率器械備品減価償却率1床当たり有形固定資産 |
老朽化の状況について平成27年12月に東日本大震災で全壊・流失した公立志津川病院を南三陸病院として再建、開院した。ほとんどの医療機器が、震災後の平成23年以降に寄付や補助金等により調達されたものとなっている。今後は、計画的な保守管理や医療機器等の更新を進めていくこととしている。建物や設備機器に関しても長寿命化をはかるため計画的な保守管理に努めていくものである。 |
全体総括新型コロナウィルス感染症の感染拡大により懸念されている地域医療の確保について、南三陸町唯一の病院として住民に対して安定した医療の提供と持続的運営を図るため、今後も収支改善に努めるとともに医療の根幹である医師や高齢化している医療従事者の充足に努めていく。医療機器及び各種固定資産等については経営状況等を勘案しながら計画的更新を図っていく。また、地域ニーズと周辺地域の医療環境を勘案しながら診療内容や病院事業の在り方等について関係機関と協議・検討していくこととする。 |
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