経営の健全性・効率性について
全体として、類似団体平均より健全で効率の良い経営であると考えるが⑥給水原価については、本町水道の9割以上を受水で賄っていること等により、類似団体平均より上回っている。⑧有収率については類似団体平均値よりも高くなっているが、今後も更なる向上を目指す。
老朽化の状況について
①及び②は、類似団体平均とほぼ同率で推移しているが、③管路更新率については類似団体と比較して低率になっており、管路の更新に十分な経費をかけられていない。老朽化対策の検討が必要である。
全体総括
本町水道事業については、類似団体平均値より健全で効率の良い経営であると言える。今後は更なる人口減少や節水型機器の普及等により、給水収益の伸びは期待ができないが、管路等施設の老朽化対策は必須課題であるので、引き続き経営戦略策定について検討し、経営状態を考慮した上で将来の施設の更新等を進める。