外ヶ浜町：特定環境保全公共下水道【地方財政ダッシュボード】

経営比較分析表（2015年度）

経営の健全性・効率性について

経営比較分析表によると、外ヶ浜町特定環境保全公共下水道事業の指標は全国平均及び類似団体平均値と比べると大きく下回っており、企業債残高対事業規模比率は大きく上回っている。要因として、経営規模を大きく上回る企業債残高を有し、その元利償還額が多額であることと、事業開始11年を経ているが、それに比した水洗化率が得られていない事が考えられる。

老朽化の状況について

事業の開始から10年が経過しており、各施設に対する更新が必要になってくることから、平成30年度より長寿命化計画等の策定を行い、随時更新を行っていく必要がある。

全体総括

人口減少により、現有施設が過大な施設であることが明確になり、施設稼働率の低下に反比例して老朽化による修繕費が増加傾向にある。また、収益的収支を大きく上回る企業債残高に係わる償還費等、高資本費に依存する状況にある。今後の人口減少に対して、合理的な施設の稼働効率化等を行う・将来の設備投資規模を抑制し維持管理及び整備済区域に対しての加入促進強化を行うことによる水洗化率・施設稼働率の向上に努めることとする。企業債現在高に対しては実施予定としている管渠の新設及び施設設備の更新に対して、投資規模及び新発企業債の抑制に努め企業債現在高の圧縮を目指す。水洗化の向上に対しては、整備済区域に対しての更なる加入促進を進めることとする。

外ヶ浜町：特定環境保全公共下水道

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