経営の健全性・効率性について
経常収支比率は前年度より増加し経営の改善が図られ、料金回収率は前年同様100%を超えており、経営状態は健全であると判断されます。また、施設利用率については、類似団体平均値、全国平均値を上回っており、施設の効率性が十分に図られていると判断します。そして、有収率については漏水対策を行ったため、前年度より増加しています。
老朽化の状況について
設備更新は、令和3年度までの整備計画により随時取り進めて行く予定です。また、管路についても経年劣化率が高いことから、敷設後40年を経過した管を優先して、計画的に更新を行うこととしています。
全体総括
純利益は前年度より増加し、ある程度の積立金は保有しており、流動比率や企業債残高対給水収益比率が示すように支払能力、債務残高も類似団体平均値、全国平均値と比較しても良好な状態であることから、現在のところ経営状態は問題なしと判断します。