標茶町:末端給水事業

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収録データの年度

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経営比較分析表(2020年度)

経営の健全性・効率性について

①経費節減の徹底により、経常収支比率は100%を上回っている。②累積欠損金は発生していない。③計画的投資により、流動比率は100%を大きく上回っており、類似団体平均値よりも大きく上回っている。④事業規模に見合った適正な投資により、企業債残高対給水収益比率は、全国平均値よりも下回っており、類似団体平均値よりも大きく下回っている。⑤経営管理の徹底により、料金回収率は94.94%と、類似団体平均値よりも16.27ポイントも上回っている。⑥経費節減の徹底により、給水原価は166.46円と、類似団体平均値よりも91.49円も安価となっている。⑦計画的な施設整備により、施設利用率は全国平均より6.75ポイントも高く、類似団体平均値より27.50ポイントも高い。⑧漏水対策等の継続実施により、有収率は87.65%と類似団体平均値よりも18.24ポイント上回っている。

老朽化の状況について

①計画的な投資により、有形固定資産減価償却率は46.56%と全国平均及び類似団体平均値を下回っている。②計画的な管路更新により、管路経年化率は32.44%と類似団体平均値を上回っている。③計画的な管路更新により、管路更新率は類似団体平均値を上回っている。

全体総括

有形固定資産減価償却率が年々増加傾向にあり、管路経年化率も類似団体平均値に比べ高い水準となっている一方で、管路更新率は類似団体平均値を上回っているものの低水準となっていることから、今後老朽管の更新投資を検討していく必要がある。経常収支比率は100%を超えており、累積欠損金は無く、流動比率も100%を大きく超えているが、料金回収率が100%を5.06ポイント下回っているということは、給水収益以外の収入で賄われているということである。今後の人口減少に伴い給水収益の減少が推測されることから、老朽管の更新投資に合わせた適正な料金水準を検討するとともに、費用の抑制、企業債の適正管理を行い、安全な水道水を安定的に供給していきたい。