利尻富士町
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2012年度
2011年度
指定団体等の指定状況
財政健全化等財源超過首都近畿中部過疎山振低開発指数表選定
人口の推移
産業構造
財政比較分析表(2018年度)
財政力
財政力指数の分析欄
離島、過疎、辺地の指定を受けている本町は、年々人口の減少及び高齢化率が上昇傾向にある。また、基幹産業である水産業・観光業の低迷等により税収が伸び悩んでいることから財政基盤が弱く、類似団体を0.06ポイント下回っている。今後も行財政改革を着実に実行し、財政構造の改革を進め財政基盤の強化に努める。
財政構造の弾力性
経常収支比率の分析欄
類似団体平均より4.9ポイント下回っており、昨年度と比べて0.8ポイント経常比率が下がっている。景気の低迷等による税収の減少に伴い、経常的一般財源の減少が見込まれ、今後は、普通交付税等の減少も見込まれることから、行財政改革を推進し経常経費の抑制を図っていく。
人件費・物件費等の状況
人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄
類似団体を上回っているが、主な要因は人件費である。これは主に空港管理及び保育所等を直営で運営していることによるものである。今後も適正な人員配置及び経常経費の節減等によりコスト削減を図っていく方針である。
給与水準(国との比較)
ラスパイレス指数の分析欄
退職不補充の実施等により、類似団体平均を下回っている。今後も給与体系及び職員数の徹底した適正管理に努める。
定員管理の状況
人口1,000人当たり職員数の分析欄
民間委託等の推進を図っているものの、空港管理や保育所等を直営で運営しているため、類似団体と比較すると施設運営に係る人員を多く配置しなければならないため、平均を上回っているが、新規採用の抑制等により職員数の削減を実施しており、今後も定員管理の適正化を図る。
公債費負担の状況
実質公債費比率の分析欄
類似団体平均を6.4ポイント上回り、昨年度から変動はない。少しずつ減少傾向にあるが、公共施設長寿命化事業等の施設整備により元利償還金の大幅な減少は見込めない。今後も普通交付税の減少が予想されることから、地方債発行額を償還額以下に抑制するなどにより、引き続き水準を抑えるよう努める。
将来負担の状況
将来負担比率の分析欄
前年度から5.9ポイント増加している。主な要因は、大型建設事業に係る公営企業等繰入見込額の増加である。普通会計では、地方債発行額を公債費元金償還額以下に抑制している効果により、地方債残高は着実に減少しているものの、それに伴い基準財政需要額算入見込額も減少している。今後も地方債現在高の減少を計画的に進めるとともに、地方債発行額の抑制や行財政改革を推進し、引き続き水準を抑えるよう努める。
経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2018年度)
人件費
人件費の分析欄
類似団体と比較すると、人件費に係る経常収支比率は低くなっているが、要因としてゴミ処理業務や消防業務等を一部事務組合で行っていることがある一方、空港管理や保育所等を直営で運営していることから、人口1人当たりの決算額では類似団体平均を上回っている状況であり、今後はこれらも含めた人件費関係全般について、適正化を図っていく。
物件費
物件費の分析欄
類似団体を下回っているが、物価の上昇、電気料金の引き上げ等により年々上昇傾向にあるため、今後も経常経費の節減を徹底し、上昇の抑制を図る。
扶助費
扶助費の分析欄
類似団体平均を下回っており、今後も扶助費支出の決定には、適正な管理を徹底する。
その他
その他の分析欄
類似団体を下回っているが、公営企業への赤字補填的な繰出金の増加などにより上昇傾向にある。今後も経常経費の抑制に努め、財政の健全化に努める。
補助費等
補助費等の分析欄
類似団体平均より2.5ポイント上回っているが、これはゴミ処理、消防事務及び学校給食を一部事務組合により実施しているため負担金が多額になっているためである。今後も町同様、一部事務組合においても財政の健全化に努める。
公債費
公債費の分析欄
近年、大型建設事業が集中した影響により、地方債元利償還が増加していることから、類似団体平均を9.3ポイント上回っている。さらに公債費に準ずる費用を併せると、人口1人当たりの決算額は類似団体平均を上回る状況となっている。これは、償還期限の短い過疎債、辺地債を利用しているため償還額が多額になっているためである。今後も地方債発行額が償還額を超えないよう発行額の抑制を図ることはもとより、交付税措置のある起債を積極的に活用するなど、財政の安定化を図ることとしている。
公債費以外
公債費以外の分析欄
類似団体平均を14.2ポイント下回っており、主な要因は普通建設事業の減少によるものである。今後も、実質公債費比率等を勘案し、適正な事業の執行に努める。
目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2018年度)
目的別歳出の分析欄
公債費は住民一人当たり303,124円となっており、類似団体と比較して159,449円コストが高い状況となっている。これは、近年大型建設事業が集中した影響や、償還期限の短い過疎債、辺地債を利用しているため償還額が多額になっているためである。今後も地方債発行額が償還額を超えないよう発行額の抑制を図ることはもとより、交付税措置のある起債を積極的に活用するなど、財政の安定化を図ることとしている。
性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2018年度)
性質別歳出の分析欄
公債費は住民一人当たり303,124円となっており、類似団体と比較して159,450円コストが高い状況となっている。これは、近年大型建設事業が集中した影響や、償還期限の短い過疎債、辺地債を利用しているため償還額が多額になっているためである。公債費の増加に伴い、繰出金も類似団体平均に比べ一人当たりのコストが106,095円高く、高い水準にある。今後も地方債発行額が償還額を超えないよう発行額の抑制を図ることはもとより、交付税措置のある起債を積極的に活用するなど、財政の安定化を図ることとしている。維持補修費については、施設の老朽化等の影響により、住民一人当たりのコストが類似団体平均より36,594円高くなっている。今後も、維持補修費は増加していくことが考えられるので、計画的かつ継続的な維持補修等管理を徹底し経費上昇の抑制を図る。
実質収支比率等に係る経年分析(2018年度)
分析欄財政調整基金については、行財政改革を積極的に実施した結果、平成18年度まで取崩しをしていたが、平成19年度以降は積み立てを行っていることから、基金残高は急激に回復しており、今後も適正な財政運営を行い残高の維持を図っていく。収支については、適正な歳入歳出予算を編成することにより、実質収支、単年度収支の適正化を図っていく。
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連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2018年度)
分析欄全会計において黒字であるが、各特別会計においては比率が小さい状況である。これは多くの会計が一般会計からの繰入に依存している割合が高いためであり、今後は独立採算の原則に則り、各特別会計の健全化を一層図っていく必要がある。
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実質公債費比率(分子)の構造(2018年度)
分析欄元利償還金の比率が高いが、これは過疎債や辺地債を多く活用しているため、償還期間が短くなっているため元利償還金が高い水準で推移しているもので、過疎債、辺地債の活用により算入公債費の額も高くなっている。今後もこの傾向は続くと考えているが、計画的な事業の実施はもとより、事業の重点化を推進し、起債発行額及び元利償還金の抑制を図っていく。
分析欄:減債基金実質公債費率の算定に用いる満期一括償還地方債の償還の財源として積み立てた額について、該当なし。
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将来負担比率(分子)の構造(2018年度)
分析欄地方債発行額の抑制等により、年々地方債残高は減少しているが、大型建設事業の影響により公営企業等繰入見込額が増加傾向にあることや、各種システムの導入に伴う債務負担行為に基づく支出予定額も増加傾向にあるため、今後も計画的な事業の推進等により、地方債残高の抑制を積極的に図っていく。一方、近年は基金の積立を定期的に実施できたため、充当可能基金が増加しているが、地方債残高の減少に伴い基準財政需要額算入見込額が減少したことにより将来負担比率が増加に転じているため、今後も財政運営の適正化を図り数値の改善に努める。
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基金残高に係る経年分析(2018年度)
基金残高合計
基金全体
(増減理由)ふるさと応援利尻富士応援基金、医療技術者修学資金基金等で約150百万円取り崩したが、ふるさと利尻富士応援基金に新たに134百万円積み立てたこと等により、全体で17百万円の減に留まった。(今後の方針)災害等へ備えるため、計画的に積み立てていく。
財政調整基金
財政調整基金
(増減理由)利子分の増、寄付金1.7百万円の積み立て。(今後の方針)災害への備え等のため、計画的に積み立てていく。
減債基金
減債基金
(増減理由)利子分の増。(今後の方針)大型施設の建築等により、地方債償還額の増加が見込まれるため、計画的に積み立てを行っていく。
その他特定目的基金
その他特定目的基金
(基金の使途)公共施設整備基金:老朽化が進む公共施設の修繕、建替え等に備えるふるさと利尻富士応援基金:ふるさと納税の寄付金を積立し、寄付の際に希望された用途で充当し町の発展・推進を図る等(増減理由)公共施設整備基金:消防庁舎建設等の公共施設建設事業費への充当。(今後の方針)公共施設整備基金:これからの施設の大規模修繕、建替え(特別養護老人ホーム、公民館、体育館等)に備え、計画的に積み立てていく。
公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2018年度)
有形固定資産減価償却率
(参考)債務償還比率
債務償還比率の分析欄
債務償還可能年数は、類似団体の数値を245.1ポイント上回っており、近年続いた施設改修等の大型建設事業の影響だと思われる。今後も老朽化施設の更新が必要となってくるため、公共施設等の基金を多く充当しなければならないことが予想される。
分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析
分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析
分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析
分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析
将来負担比率、実質公債費比率ともに類似団体と比べて高い数値となっている。近年、大型事業が集中的に行われており、各数値の上昇がみられたが現在は減少傾向にある。今後も、財源となる歳入の確保や歳出の削減、起債事業の抑制等に取り組み、実質公債費比率、将来負担比率の減少させ、健全な財政運営を図る。
施設類型別ストック情報分析表①(2018年度)
施設類型別ストック情報分析表②(2018年度)
財務書類に関する情報①(2018年度)
1.資産・負債の状況
一般会計等においては、資産総額が前年度末から516百万(+3.5%)とおおきな増減はなかったが、資産総額のうち有形固定資産の割合が79.5%となっており、これらの資産は将来の(維持管理・更新等の)支出を伴うものであることから、公共施設等総合管理計画に基づき、施設の集約化・複合化を進めるなど公共施設等の適正管理に努める。全体では上水・下水管等インフラ資産を計上していること等により、一般会計等より3,524百万ほど多くなるが、負債総額も下水道事業にかかる地方債等により1,751百万ほど多くなっている。連結では、給食組合、清掃施設組合の資産を計上していること等により5,451百万ほど多いが、地方債等負債も2,462百万ほど多くなっている。
2.行政コストの状況
一般会計等においては、経常費用は3,751百万円となり、前年度から264百万円減(-6.6%)となった。業務費用のほうが移転費用よりも多く、最も金額が多いのは減価償却費や維持補修費を含む物件費等(1,625百万円、前年度比+194百万円)であり、純行政コストの46.2%を占めている。施設の集約化・複合化事業に着手するなど、公共施設の適正管理に努めることにより、経費の縮減に努める。全体では、一般会計等に比べて、国民健康保険や介護保険の負担金を補助金等に計上しているため、移転費用が249百万円ほど多くなり、純行政コストは約624百万多くなっている連結では、一般会計等に比べて、連結対象企業等の事業収益を計上し、経常収益が671百万ほど多くなっている一方、人件費が561百万多くなっているなど、経常費用は1,776百万多くなり、純行政コストは1,150百万多くなっている。
3.純資産変動の状況
一般会計等においては、税収等の財源が純行政コストを下回っており、本年度差額は△36百万円となり、純資産残高は前年から3百万円の減額となった。全体では、国民健康保険特別会計、介護保険特別会計等の国民健康保険税や介護保険料が税収等に含まれることから、一般会計と比べて税収等が375百万多くなっており、本年度差額は3百万円となり、純資産残高は32百万円の増加となった。連結では、税収等の財源が増えているが、純行政コストも増加したことにより、一般会計等と比べると純資産残高は2,988百万増となり、全体と比べると1,216百万の増となった。
4.資金収支の状況
一般会計等においては、業務活動収支は443百万円であったが、投資活動収支については、消防庁舎建設事業を行ったことから△965百万円となっている。財務活動収支については、地方債の発行額が地方債償還支出を上回ったことから527百万円となり、本年度末資金残高は前年度から4百万増の32百万円となった。全体では、国民健康保険税や介護保険料が税収等収入に含まれること、水道料金等の使用料及び手数料収入があることなどから、業務活動収支は一般会計等より173百万円多い616百万円となっている。投資活動収支では、下水道施設の老朽対策事業を実施したため、△1,029百万円となっている。財務活動収支は、地方債の償還額が地方債発行収入を上回ったことから423百万円となり、本年度末資金残高は前年度から10百万円増加し、61百万円となった。連結では、清掃施設組合におけるごみ処理手数料等により、業務活動収支は一般会計等より212百万円多い655百万円となっている。投資活動収支では焼却施設の改修等を行ったため△1,037百万円となっている。財務活動収支は地方債の償還額が地方債発行収入を上回ったことから、391百万円となり、本年度末資金残高は前年度から13百万円増加し、90百万円となった。
財務書類に関する情報②(2018年度)
1.資産の状況
住民一人当たりの資産額が類似団体平均を大きく下回っているが、これは統一的な基準では、昭和59年度以前に取得した道路、河川敷地については取得価額不明とし備忘価格1円で評価することとされており、大半を占めているためであるが、近年学校建設等の大型事業を行ったことや、人口の現象により増加傾向にある。歳入額対資産比率については、類似団体の平均を大きく下回る結果となった。有形固定資産減価償却率については、類似団体の平均並みであるが、維持修繕、更新が必要な施設もあるので今後も施設の適正管理に努める。
2.資産と負債の比率
純資産比率は、類似団体平均より大きく下回っており、負債の大半を地方債が占めている。新規の地方債発行の抑制を行うとともに、物件費等の削減により、行政コストの削減に努める。将来世代負担比率については、類似団体平均を大きく上回っており、地方債発行の抑制等により将来世代の負担の減少に努める。
3.行政コストの状況
住民一人当たりの行政コストは、類似団体平均を上回っており、老朽化による施設維持修繕・更新等を行っている各会計へ多額の繰出金を支出したことなどが考えられる。今後も施設の更新が続くため、繰出金の減少は見込めないが、増加を抑え、さらに物件費等の削減に努める。
4.負債の状況
住民一人当たり負債額は類似団体を上回っており、負債の大半が地方債のため新規の地方債発行の抑制等、残高の縮小を目指す。基礎的財政収支については、投資活動収支が赤字であるが、地方債を発行して施設整備等を行ったためである。そのため、全体を見ると類似団体の平均を下回る水準にある。
5.受益者負担の状況
受益者負担比率は、類似団体平均と同程度であるが、施設の維持補修等経常費用の増加が見込まれるため、長寿命化事業等により補修費用を平準化し、経常費用の削減に努める。
類似団体【Ⅰ-0】
新篠津村
知内町
鹿部町
厚沢部町
島牧村
蘭越町
ニセコ町
真狩村
留寿都村
喜茂別町
京極町
積丹町
仁木町
赤井川村
月形町
浦臼町
妹背牛町
秩父別町
雨竜町
北竜町
沼田町
比布町
愛別町
南富良野町
和寒町
剣淵町
下川町
美深町
幌加内町
増毛町
小平町
苫前町
初山別村
遠別町
天塩町
猿払村
中頓別町
豊富町
礼文町
利尻町
利尻富士町
幌延町
清里町
置戸町
滝上町
興部町
西興部村
雄武町
豊浦町
壮瞥町
厚真町
様似町
えりも町
上士幌町
中札内村
更別村
豊頃町
陸別町
浦幌町
鶴居村
つがる市
平川市
蓬田村
西目屋村
横浜町
風間浦村
佐井村
新郷村
遠野市
陸前高田市
二戸市
八幡平市
田野畑村
にかほ市
大潟村
村山市
東根市
尾花沢市
大蔵村
鮭川村
相馬市
田村市
湯川村
昭和村
鮫川村
富岡町
大熊町
双葉町
浪江町
飯舘村
稲敷市
行方市
鉾田市
那須烏山市
上野村
片品村
川場村
阿賀野市
胎内市
粟島浦村
中野市
小海町
川上村
南牧村
南相木村
北相木村
中川村
根羽村
下條村
売木村
泰阜村
大鹿村
麻績村
朝日村
筑北村
木島平村
小川村
栄村
御前崎市
菊川市
牧之原市
新城市
和束町
南山城村
伊根町
南あわじ市
山添村
曽爾村
御杖村
有田市
九度山町
日南町
日野町
江府町
知夫村
美作市
新庄村
久米南町
阿武町
阿波市
上勝町
佐那河内村
東かがわ市
東洋町
奈半利町
田野町
安田町
北川村
馬路村
芸西村
本山町
大豊町
土佐町
大川村
梼原町
西海市
雲仙市
小値賀町
南小国町
産山村
湯前町
水上村
相良村
五木村
山江村
豊後高田市
杵築市
国東市
姫島村
西都市
西米良村
諸塚村
椎葉村
日之影町
南九州市
十島村
宇検村
大宜味村
東村
伊江村
南大東村
伊是名村
多良間村
竹富町