収益等の状況について
利用料金制の指定管理者制度を導入しており、単年度収支が0となる額を営業外収益のその他収入としていることから、収益的収支は毎年度100%となっている。他会計からの繰入は行っておらず、支払い利息もないことから、他会計補助金比率の数値はない。また、売上高GOP比率は平均より上回っているが、EBITDAは平均値より下回っているため、民間譲渡は考えていない。
資産等の状況について
駐車場用地については1974年に市有地になっており返済等はない。自動管理機器、防犯カメラを2016年7月から、6年間のリース契約で3年が経過した。本年度1,817千円(総額10,902千円)6年後機器は市へ帰属される。・指定管理経費(7,071千円)・設備投資見込額(今後10年区画線修繕600千円)
利用の状況について
稼働率127%JR北広島駅西側に隣接し、通勤・通学する者の利便に資する目的に設置した駐車場である。平日は比較的安定した稼働率であり、駐車桝120台に対し、カード式駐車券は100台から105台に増やしたが月極は満車の状態である。また、土曜日、日曜日、祝祭日は空きがあるが、駅周辺の空地が再開発されると更に利用増が見込まれる。
全体総括
現状で借入金はなく他会計からの繰入金に頼らずに経営している。今後の施設修繕等に向け、稼働率などの改善を図るため、カード式駐車券(月極)の利用者を増やし、収益的収入の増加につなげている。また、管理については、引続き指定管理者制度により管理運営していく。管理経費は青空駐車場のため、安価で済むが、白線等の引き直しや、夜間照明灯の改修等が必要なことから、今後、状況を見ながら計画を立てていく。経営戦略の策定については、未完成のため、令和2年度の策定に向け取組んでいる。