竹富町:簡易水道事業
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竹富町:簡易水道事業
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経営比較分析表(2019年度)
経営の健全性・効率性について
①収益的収支比率は、81.49%で類似団体平均値より上回っているが赤字の為、経営改善に向け取り組む必要がある。④企業債残高対給水収益比率は、海底送水管更新整備事業の実施により対前年比で96.43%の増である。今後も老朽化施設の更新整備事業等により増える見込みである。⑤料金回収率は、類似団体平均値よりも上回っており、未収金徴収対策の効果が見え今後も計画を図りながら継続の必要がある。⑥給水原価は、284.85円と低い数値であるが、引き続き海水淡水化施設での動力費・修繕費等の軽減といった経営改善の検討を行う必要がある。⑦施設利用率は、類似団体平均値より高い数値で推移している為、適正な施設規模で運営していると考えられる。⑧有収率は、前年度と比べて数値の変動が見られる。安定した事業を行うためにも、管路の更新や定期的な漏水調査が必要である。
老朽化の状況について
③管路更新率は、3.51%となっており、「竹富町簡易水道施設整備事業」に基づき計画的に更新しており、今後更新率は向上するものと考える。
全体総括
経営の健全性・効率性については、料金回収率や有収率が100%未満で収益的収支比率が赤字である為、老朽化の著しい管路を計画的に更新し有収率の向上を図る必要がある。現在経営戦略を策定中であり、今後経営改善に向けて取り組む。また、主要基幹施設等の更新整備に伴い企業債の増大で収支の均衡を保つため、一般会計からの繰入金への依存度が増すと想定されるが、基金積立や料金改定も検討して独立採算を目指す努力が必要である。