経常収支比率
収益的収支比率
累積欠損金比率
流動比率
経費回収率
汚水処理原価
水洗化率
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経営の健全性・効率性について①経常収支比率:110.28%で黒字を示していますが一般会計からの繰入れにより事業を運営している状況です。R5.6検針分から料金改定(1㎥あたり3円増)を行いましたが、引続き改定増を計画的に行う必要があります。②累積欠損金比率:0%で経営は健全です。③流動比率:29.43%で債務に対する支払能力が低い状況です。現金化できる資産の余裕がないため下水道使用料の改定や水洗率向上を目指す必要があります。④企業債残高対事業規模比率:前年度よりわずかに減少したが、使用料収入に対する企業債残高の割合が大きくなっていることを示しており、今後経営の改善を行う必要があります。⑤経費回収率:78.11%となっており、使用料で経費を賄えていません。前年度に比べ汚水処理費の増が要因です。使用料改定を行い安定した回収率を保つ必要があります。⑥汚水処理原価:前年度に比べ増となっているが、類似団体平均値を比べると下回っているので効率的な汚水処理がされていると思われる。⑧水洗化率:100%に近づくため接続補助の活用を促す等、水洗化率の向上に努めます。
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有形固定資産減価償却率
管渠老朽化率
管渠改善率
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老朽化の状況について①有形固定資産減価償却率:供用開始の昭和60年から35年以上経過しており、老朽化に備え改築(更新・長寿命化)等を検討する必要があります。
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全体総括経常収支比率は100%を上回っていますが、一般会計からの繰入れにより事業を運営している状況です。また、今後は管渠の老朽化に備え改築(更新・長寿命化)等を検討する必要があります。令和2年度に策定した経営戦略に基づき経営改善に取り組んでいるところですが、令和6年度は経営戦略の改定予定があり使用料改定の見直し等を行い経費回収率向上に向け取り組んでいきます。
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