簡易水道事業(法適用) 特定環境保全公共下水道 電気事業 上天草総合病院
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平成24年度から同じ数値であり、類似団体平均値より0.14ポイント下回っている。公共施設使用料及び各種手数料の見直しや、全庁的な徴収業務の取り組み強化により収納率向上を目指すとともに、本市の主たる産業である観光業及び農林水産業に係る観光需要と観光消費を拡大する事業、農林水産物の生産・加工商品開発・販売を拡大する事業を重点的に取り組むことで、市民所得の向上を図り自主財源拡充に繋げる。また、資金運用の推進を図るため、指針等の策定を早期着手する。
平成26年度と比較して3.6ポイント改善し88.7%となっており、類似団体と比較して0.2ポイント、県内平均と比較して0.5ポイント上回っている。公債費において民間資金の繰上げ償還を行ったたことが主な要因となっている。今後も、国や他団体の情勢を参考にした給与改定や、組織改正による事務の見直しを行い、適正な人員配置による人件費の抑制を図る。また、公債費については、不要不急な事業を見極め真に必要な事業に限り地方債を起こすことにより縮減を図る。
平成16年3月に4町合併以降、退職職員数に対し新規採用職員数を抑制しており、窓口業務の民間委託化のほか、公共施設の指定管理者制度の導入による事務経費の削減を図っており、類似団体と比較して下回っている。しかしながら、4町合併により誕生した市であるため、同規模の非合併団体と比較すると公共施設が多く、今後、これからの維持管理に係る経費の増加が懸念されることから、引き続き、定員適正化計画に基づき適正な人員配置を行うとともに、公共施設等管理計画に基づく各施設の実施計画策定を早期着手することで物件費の削減に努める。
ラスパイレス指数は99.1で類似団体より1.3ポイント上回っている。また、平成24年度以降大きく減少しているのは、「国家公務員の給与の改定及び臨時特例に関する法律」の施行により実施された国家公務員の給与削減措置の終了に伴うものである。給与水準は、地方公務員法に基づき、社会情勢を踏まえつつ適正化を図ってきており、今後も国公準拠原則とし、県人事委員会勧告等も参考に適正な給与水準となるよう努める。
平成16年度合併当初の職員数は413人で人口千人当たり職員数が多かったことから、定員適正化計画に沿って新規採用職員数の抑制、勧奨退職を勧めたこと、窓口業務の民間委託及び公共施設の指定管理者制度の導入により、平成24年度には人口千人当たり9.14人にまで改善された。平成27年度は退職者の減少や人口減少により、前年度比2人増加し276人となり前年度比0.2ポイント増加した。今後も、人員適正化計画に基づき継続した適正な定数管理に努める。
平成19年度から21年度に公的資金の補償金免除繰上償還を行い、その後も地方債の発行総額の抑制をしている。また、平成26年度には民間資金の繰上償還を行ったことにより、前年度と比較して0.5ポイント改善し12.3%となっている。今後は、合併算定替えの終了に伴い普通交付税が減少し、合併特例債の発行期限までに公共施設の更新などの普通建設事業の実施に伴う地方債の増加により元利償還金は横ばいで推移することが見込まれる。引き続き、普通建設事業計画による起債額の抑制により地方債現在高の減少に努める。
平成26年度と比較して15.3ポイント減少し、類似団体より54.6ポイント上回っている。主な要因としては、地方債借入の抑制、公的資金の補償金免除繰上償還及び、民間資金の繰上償還による地方債現在高の減や、財政調整基金の積立てによる充当可能基金の増加等があげられる。今後も公債費等の義務的経費の抑制を中心とする行財政改革を進め、財政の健全化を図る。
平成26年度と比較して0.3ポイント悪化し22.9%となっており、類似団体より0.8ポイント上回っている。本市では定員適正化計画に基づき、新規採用職員数の抑制、勧奨退職を勧めているが、平成26年度に引き続き平成27年度においても人事院勧告で、民間給与との較差に基づく給与改定により増額され、本市も国に準拠していることに伴い前年度比で悪化している。今後も、定員適正化計画に基づき職員数の適正な水準の維持に努める。
平成26年度と同率の9.2%となっており、類似団体と比較して3.2ポイント上回っている。窓口業務の民間委託や指定管理者制度の導入、公立学校規模適正化基本計画に基づく小中学校の統廃合に伴うスクールバス運行等により9%台で推移している。今後も更に、公共施設の指定管理者制度の導入を進めながら、内部努力により物件費の抑制に努める。
平成26年度と比較して0.1ポイント増加し7.5%となっており、類似団体より0.7ポイント上回っている。生活保護費は被保護者の減少により、児童手当は少子化に伴い減少しているものの、子ども・子育て支援対策制度の施行に伴い保育所運営費交付金が増加した。子育て支援の観点からも保育所運営交付金の削減は困難であることから、今後も、生活保護費の支給に係る資格審査等の適正化を図ることにより、扶助費の増加を抑制する。
平成26年度と比較して0.5ポイント増加し13.4%となったが、類似団体と比較して1.3ポイント上回っている。高齢化に伴い、介護保険事業及び後期高齢者医療事業への繰出金の増加が見込まれることから、介護予防事業等の推進により給付費の抑制を図る必要がある。また、下水道事業会計においては下水道施設の適正な維持管理と、健全な財政運営に資するため、地方公営企業法の規定に基づき財務規定を適用することで、一般会計の負担額の抑制に努める。
平成26年度と比較して3.6ポイント減少し12.3%となっており、類似団体より1.9ポイント下回っている。広域連合や一部事務組合に対する負担金が大きく占めており、天草広域連合においては、消防庁舎やごみ処理施設等の更新が計画されており、負担金の増加が見込まれる。今後は、補助金ガイドラインに基づき、市単独補助金の見直しを進めていく。
平成26年度と比較して0.9ポイント減少し23.4%となったが、類似団体よりも3.9ポイント下回っている。今後は、合併特例債の発行期限までに公共施設の更新などの普通建設事業の実施に係る地方債の増加により元利償還金は横ばいで推移することが見込まれる。今後の対策として、第3次財政計画に基づき計画的な事業実施に努め地方債発行を抑制する。
平成26年度と比較して2.7ポイント減少し65.3%となっており、類似団体よりも4.1ポイント上回っている。補助費等の広域連合負担金において大規模事業が予定されていることから、市の計画との整合性を保ちながら負担の平準化を図る。
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