経営の健全性・効率性について
経費回収率は、平均値と大差はなく58.07%となっているが、使用料のみでは経営は成り立っていない状況となっており、一般会計繰入金に依存している現状である。人口減や施設の老朽化が進む中、今後も使用料のみでの経営は困難を要すると推測される。しかし、使用料の増額は住民負担を強いることとなるため、現在、少しでも処理費用を削減することを目的とした効率的な処理方式の検討を進めているところである。
老朽化の状況について
南部浄化センターの併用開始が平成18年度、北部浄化センターの併用開始が平成22年度となっており、近年修繕箇所が度々発生してきている。このため、大規模な故障を未然に防止するためにも、計画的に修繕を実施する。
全体総括
人口減や施設の老朽化が進む中、今後も使用料のみでの経営は困難を要すると推測される。このため、処理方法の検討や、計画的な修繕を実施することで処理費用の削減に努めていき、安定的なサービスの供給を目指す。