地方独立行政法人筑後市立病院:地方独立行政法人筑後市立病院

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地方公営企業の一覧


収集されたデータの年度

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経営比較分析表(2019年度)

地域において担っている役割

・地域医療の中核を担う医療機関として、多様な地域医療ニーズに対応しながら救急・急性期医療から回復期まで幅広く医療を提供する。・災害拠点病院として、災害時には機能を発揮するとともに、医療班として県や市からの要請に基づき医療救護活動を実施するなど、災害対策・対応に協力する。・地域医療支援病院として、地域の医療機関と密接な連携を図り、地域完結を目指した質の高いサービスを提供する。・感染症指定医療機関として、アウトブレイク時には、感染症対応の第一線で医療を提供する。

経営の健全性・効率性について

・令和元年度は12月末時点で約2,400万円の黒字だったが、1月以降、新型コロナウイルスの影響を受け、結果的には約1億2千万円の赤字決算となった。・年度の途中まで黒字化できていた主たる要因としては、外来診療単価の増加(前年度比較:+643円)や入院患者数の増加に伴う病床利用率の増加があげられる(前年度比較:+10.3%)。・一方、医薬品や診療材料については、コスト削減・適正化を継続して取り組んだ結果、総額約1,030万円の値引き・削減効果を生み出すことができた。

老朽化の状況について

前年度同様、有形固定資産減価償却率及び機械備品減価償却率ともに増加している。・当院本館は建築後19年が経過し、施設設備の老朽化がかなり深刻な問題になっている。緊急度・重要度を考慮した優先順位のもと、施設設備の改修や更新計画を立てているが、経営状況の悪化傾向に伴い、計画通りに進められていないものがある。・空調設備、吸排気装置、電源装置、井戸など、改修や更新に多額の費用を要する案件が多く、スムーズに予算が組めない状況である。

全体総括

・前年度の適時調査や個別指導にて課せられた課題を克服しながら、患者数を増やしていくことができた年度の前半であったが、新型コロナウイルス感染症の影響は大きかった。・新型コロナウイルス感染症が拡大してから、患者数が減少し、状況によって予定入院制限や手術の制限など、様々な措置を講じる必要があった。・とはいえ、他医療機関の落ち込みを見てみると、当院はまだ踏み止まった方であった。・職員は新型コロナウイルスの感染リスクを理解しながらも、全身全霊で医療提供に尽力した。収支的には赤字となったが、地域医療へ大きく貢献できた年度であったと考えている。

類似団体【4】

子ども総合医療・療育センター 市立病院 市立病院 国保黒石病院 市立病院 釜石病院 二戸病院 盛岡市立病院 宮城県立こども病院 横手病院 角館総合病院 公立岩瀬病院 西部メディカルセンター 栃木県立がんセンター 循環器病センター 佐原病院 こども病院 海浜病院 柏病院 市立病院 足柄上病院 循環器呼吸器病センター 十日町病院 富山県リハビリテーション病院・こども支援センター 金沢医科大学 氷見市民病院 岡谷市民病院 国保浅間総合病院 こども病院 多治見市民病院 羽島市民病院 下呂病院 浜松市リハビリテーション病院 伊東市民病院 菊川市立総合病院 静岡県立こども病院 共立蒲原総合病院 あいち小児保健医療総合センター 常滑市民病院 名張市立病院 尾鷲総合病院 伊賀市立上野総合市民病院 紀南病院 高島市民病院 綾部市立病院 市立病院 貝塚病院 市立柏原病院 十三市民病院 こども病院 中央病院 高砂市民病院 川西市立総合医療センター 加西病院 生駒市立病院 国保中央病院 南奈良総合医療センター 国保野上厚生総合病院 雲南市立病院 尾道市立市民病院 尾道市公立みつぎ総合病院 光市立光総合病院 光市立大和総合病院 山陽小野田市民病院 三好病院 小豆島中央病院 市立八幡浜総合病院 あき総合病院 飯塚市立病院 福岡市立こども病院 福岡市民病院 地方独立行政法人筑後市立病院 地方独立行政法人くらて病院 伊万里有田共立病院 市立大村市民病院 島原病院 壱岐病院 対馬病院 荒尾市民病院 山鹿市民医療センター 中津市民病院 国東市民病院 日南病院 出水総合医療センター 医師会医療センター