経常収支比率
収益的収支比率
累積欠損金比率
流動比率
経費回収率
汚水処理原価
施設利用率
水洗化率
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経営の健全性・効率性について①経常収支比率は、100%以上を維持しているものの、⑤経費回収率では100%を下回っている状況であり、汚水処理費の削減に向けた取り組みが必要である。③流動比率は、低水準で推移しており、類似団体平均値を大きく下回っている。下水道使用料については、近隣市町と比較すると依然として高水準であることから、接続率の向上により収入の確保を図ることや、施設の有効利用を目的とした整備計画等の見直しを行い、またストックマネジメント計画に合わせた施設管理の実施による費用の削減等、あらゆる効率性を求めた取り組みを継続的に実施する必要がある。
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有形固定資産減価償却率
管渠老朽化率
管渠改善率
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老朽化の状況について平成8年3月より供用開始を行い、管路施設の更新時期には未だ至っていないが、ストックマネジメント計画に基づき、効率的な維持管理、改築更新事業を実施していく必要がある。
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全体総括今後の人口減少や、1世帯当たりの排水量の減少、高齢化に伴う水洗化率の停滞等の諸問題が想定され、今後においても収入増加を見込むのは困難な状況になると思われる。更なる使用料収入確保に向けた取り組みを実施するとともに、ストックマネジメントの実施により、計画的な更新・修繕や、流域下水道への維持管理負担金単価の改定協議などを行い、支出の抑制に努めることで、経費回収率を向上させ、将来の更新需要を見据えた事業運営に努める必要がある。
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