経営の健全性・効率性について
①経常収支比率・・・平成28年11月の料金改定により、平成28年度から引続き100%以上を維持しており、健全な事業運営を行っています。③流動比率・・・前年度に比べ流動資産が低下しているが、100%以上を維持しています。④企業債残高対給水収益比率・・・類似団体平꽋値に比べ低い水準で推移しています。⑤料金回収率・・・前年度に比べ100%を大きく上昇し、類似団体平꽋値と比較しても上回っています。⑥給水原価・・・前年度より改善されているものの、類似団体の平꽋値を上回る水準で推移しています。⑦施設利用率・・・類似団体の平꽋値を下回っているが、⑧有収率は平꽋値を大きく上回っており、適切な施設運営を行っています。効率性については、人口減少や施設の老朽化などの課題に対し、経費の削減等を積極的に行い、引続き経営の健全化に努めていく必要があります。
老朽化の状況について
①有形固定資産減価償却率及び②管路経年化率は類似団体の平꽋値に比べ低い水準となっていますが、今後、法定耐用年数に達する管路等が増えていく課題に対し、水道の安全で安定した供給のため、下水道築造工事にあわせた水道管の布設替や、緊急性・重要度の高い管路について継続した対策を行っていきます。
全体総括
現在のところ健全な経営状況と考えられる状況で推移していますが、今後発生する老朽化施設の更新や、人口減少に伴う水道使用料の減少などの問題もあることから、、長期的な視点を持って計画的な整備を行っていき、今後も経営の健全化と効率化を図り、経営改善に努めていきます。