越知町:特定環境保全公共下水道
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経営比較分析表(2017年度)
経営の健全性・効率性について
①100%を下回っているが経年で比較すると、右肩上がりで100%に近づきつつある。しかし企業債残高の割合が高いがゆえに他会計からの繰入金への依存度が高くなっている。④地方債の返済は一般会計の繰入に頼っている状況である。⑤下水道使用料により汚水処理費を賄えている状況ではあるが、収益的収支比率等に併せ健全的な経営を続けていくため、現在の状況を継続していけるよう管理していく必要がある。⑥類似団体平均と比較すると、当該値は下回っている状態である。汚水処理としては、最低限の維持管理費で行っているため、現段階では健全的で効率のよい経営であるといえる。⑦特に施設が遊休状態でもなく、過大なスペックではなく適切な施設規模であるといえる。なお、最大施設利用率は、105.4%であった。⑧類似団体平均を下回っている。水洗化率向上のための普及啓蒙活動を行っていく必要がある。
老朽化の状況について
③類似団体平均を下回っている。特定環境保全公共下水道事業の管渠については、現段階では法定耐用年数まで期間があるため改善等は行っていないが、今後ストックマネジメントの導入に伴い定期的な点検を実施し、計画的に更新を行う時期を見据えていく。
全体総括
特定環境保全公共下水道事業の経営は、他会計への依存によりなりたっている。他会計への依存度を少しでも解消させるため、起債事業の厳選や水洗化率の向上を目標とした啓蒙活動を推進していく必要がある。また、今後策定されるストックマネジメントの事業計画で平準化を確立できるよう、定期的な点検・更新を行い、バランスのとれた健全的な経営改善を図っていく。