🗾37:香川県 >>> 🌆 まんのう町:特定地域生活排水処理
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経常収支比率収益的収支比率経費回収率汚水処理原価施設利用率水洗化率 |
経営の健全性・効率性について当該事業は、平成9年度から平成20年度までの間で合併浄化槽の設置を終了し、現在は維持管理のみを行っている状況である。収益的収支比率については100%以上であるが使用料収入で回収できない費用を一般会計からの繰入金で賄っている。経費回収率については類似団体平均値を若干下回っている。水洗化率については平成28年度以降100%となっていて今後、新たに施設整備は行わないため、使用料の見直しを行わない限り使用料収入の増加は見込めない。汚水処理原価は、昨年度と比較すると1.3倍近く上回り、類似平均値より2.1倍程上回っている、これは、無償譲渡により合併処理浄化槽の有収水量が昨年度より上回っているからと考えられる。企業債残高対事業規模比率については類似団体平均値を下回っており、企業債残高自体についても、今後、増加する見込みはなく減少していくこととなる。施設利用率については、類似団体平均値を上回っている状態が続いており、適切な施設規模を維持していると考えられる。 |
老朽化の状況について当該事業は浄化槽設置事業であり、他の下水道事業のような管渠がなく、管渠改善率・管渠老朽化率の指標はない。維持管理としては、浄化槽本体の附属部品の点検や調整を行う保守点検を年3回実施しており、又、浄化槽が正常に機能しているか確認を行う年1回の定期検査(浄化槽法第11条)を受け、適正に維持管理を行っている。 |
全体総括まんのう町(旧仲南町)では、平成9年度から平成20年度まで特定地域生活排水処理事業(市町設置型)を行ってきたが、平成21年度からは、浄化槽設置整備事業(個人設置型)を推進していくこととしており、特定地域生活排水処理事業として新たに施設整備していく予定はない。令和5年度末には使用者へ無償譲渡し維持管理はすべて終了する。今後は企業債の償還及び浄化槽の適正な維持管理・維持管理費の削減、適正な使用料の確保を継続的に実施していく。 |
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