経営の健全性・効率性について
・経常収支比率が100%を超え、単年度の収支の黒字を維持しており、経営は健全な状況である。一方で、人口減少や簡水統合により、収益性が厳しくなることが想定される。・流動比率は、700%を上回っており財務は安定している。
老朽化の状況について
・有形固定資産減価償却率が高い数値となっていることから施設の老朽化が進んでいる。また、管路更新率が類似団体平均値と比べ低いので、経常状況を精査吟味しながら、順次更新を図っていく。
全体総括
・人口減少による給水収益の減少など経営の悪化が予想されるため、経営分析結果に基づき料金改定も視野に入れた経営の健全化、効率性をより一層高める。さらに自然災害に対する施設の耐震化を順次計画を立てて実施し、将来を見据えた経営を展開する。