経常収支比率
収益的収支比率
累積欠損金比率
流動比率
経費回収率
汚水処理原価
施設利用率
水洗化率
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経営の健全性・効率性について【収益的収支比率】概ね66%前後で推移している。使用料収入や一般会計繰入金で地方債償還金を加えた総費用を賄いきれない状況が続いている。総収益の大半が一般会計からの繰入金であり、繰入金に依存した経営状態である。経常経費の縮減に努めるなど、経営改善の取り組みを続ける必要がある。【企業債残高対事業規模比率】投資規模の抑制に努めており、企業債残高は減少しており、類似団体と比べて規模比率は低い。今後も経営を圧迫しないよう計画的な起債の発行、起債残高の削減に取り組む。【経費回収率】汚水処理費の減少により、改善傾向が続いているが、基準である100%を下回っている。【汚水処理原価】類似団体平均を上回った状態が続いている。引き続き有収水量の確保に努める。【水洗化率】類似団体平均より上回っているが、ほぼ横ばいの状態となっている。使用料収入の増加の観点からも、新規繋ぎ込みへの周知等に取り組むことで、水洗化率向上に努める。
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有形固定資産減価償却率
管渠老朽化率
管渠改善率
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老朽化の状況について【管渠改善率】平成8年から供用開始しており、法定耐用年数を超える管渠は無いが、今後の老朽化に向けた計画的な対策が必要である。
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全体総括一般会計からの繰入金に依存した厳しい経営状況は続いており、独立採算での経営は難しい。経営の安定化を図るため、引き続き、経常経費の縮減、水洗化率の向上を目指す。また、公営企業会計への移行を進め、財政状態や経営成績及び固定資産を把握することで、適切な料金設定についても検討し、健全で安定的な経営に努めていく。
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