新庄村:特定地域生活排水処理
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新庄村:特定地域生活排水処理
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経営比較分析表(2021年度)
経営の健全性・効率性について
.収益的収支比率.経費回収率例年、収益的収支率は80%前後であったが、今年度の数値は、62%と下がっている。経費回収率は全国平均に近い60%前後である。経費回収率は平均的な数値であるが、特定地域生活排水処理事業は赤字が続いている。今後、地域人口の増加が見込めない状態であるため、使用料金の値上げを検討していく必要がある。④企業債残高対事業規模比率特排事業において大規模な事業を行う予定は現時点では無いため、当該値は0%で推移すると予測する。⑥汚水処理原価概ね類似団体の平均値を上回っているが、年度により金額には差異がある。維持管理の委託費用に変動があるためだと思われる。浄化槽の老朽化が進めば、原価が上昇していく可能性がある。⑦施設利用率類似団体平均値と比較し、例年5~10%低くなっているが、特異な差であるとも言えない。類似団体と比較して人口減が若干進展していることが利用率の低さの原因と思われる。⑧水洗化率平成30年度までは類似団体の平均値を若干上回る状態が続いていたが、令和1年度からは大幅に下回るようになった。自治体の行う浄化槽設置が現在終了しているため、今後は大幅な上昇は無いと思われる。人口動態によってどのように数値が変動するか注視したい。
老朽化の状況について
浄化槽ブロワーの修繕は増加傾向にある。修繕記録を確認し適宜老朽化状況を把握して修繕を行っていきたい。また、必要であればブロワーの修繕ではなく交換も行うようにする。
全体総括
現在の時点で事業は赤字であるが人口減に伴い浄化槽使用人口の減少は確実であり、現在の料金体系では修繕料の確保が困難になる可能性は高い。使用料上昇の検討、効率的な修繕を行うことが重要であると思われる。
地方財政ダッシュボードについて
本ウェブサイトは、地方公共団体の財政に関するオープンデータのうち再利用困難なものを収集・整理し、
日本の経済学・財政学・情報技術の発展をめざして公表する場です。またオープンサイエンスの意味合いも含みます。
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