経常収支比率
収益的収支比率
累積欠損金比率
流動比率
経費回収率
汚水処理原価
施設利用率
水洗化率
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経営の健全性・効率性について本町の公共下水道事業は、平成28年度をもって管渠の整備が完了した。①経常収支比率は、100%を超え、⑤経費回収率も100%を超えている。②累積欠損金比率は、当年度純損益はないが、令和4年度からの法適化により前年度未処理欠損金があり、数値が計上されている。③流動比率は事業完了が平成28年度であり、多額の企業債償還が残っているためである。⑥汚水処理原価は、平均を下回り安価であるが、計画的な機械設備の更新や修繕等を行い、より一層経営努力していく。⑦施設利用率や⑧水洗化率は、管渠の整備が完了して5年以上経過しているため、前年度と比較して微増となっている。総じて改善しなければならない部分は経営努力にてカバーしていきたい。
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有形固定資産減価償却率
管渠老朽化率
管渠改善率
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老朽化の状況について松原浄化センターは平成17年度に供用開始以来、約15年が経過し、施設内及び各マンホールポンプ設備の故障等が発生する場合もあるが、日頃の施設管理の中で保守管理に重点を置き、また、各設備類の耐用年数等を考慮し、オーバーホールや更新をし対応する。
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全体総括1)平成28年度に管渠の整備が完了し、施設等の維持管理が主流となっている。2)今後は業務の効率化に努め、より汚水処理原価を抑えるとともに経営努力し、経費率をさらに改善していきたい。3)これらの取り組みを通じて経営基盤を強化し、将来必要となってくる管渠の更新に備えたい。
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