九度山町:農業集落排水
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経営比較分析表(2020年度)
経営の健全性・効率性について
本町の農業集落排水事業は、椎出地区(平成11年8月供用開始)、河根地区(平成19年2月供用開始)の2か所の処理施設を保有しています。施設利用率⑦及び水洗化率⑧は、全国平均、類似団体並みであるものの、人口減に伴い利用者数の減少が続き、年々料金収入が減少しています。収益的収支比率①は、例年改善傾向にあったものの、令和2年度は、少し減少してしまいました。要因は、地形的要因によりマンホールポンプ施設が両地区で14か所もあり、維持管理費が増大し、汚水処理原価⑥が高くなっていると想定されます。また、企業債残高対事業規模比率④及び経費回収率⑤は全国平均、類似団体と比較しても低い状況にあり、料金収入では到底賄うことができないため、一般会計からの繰入に依存している状況にあります。今後も利用人数の減少により、ますます厳しい状況が想定されるため、公共下水道との接続(統合)を検討しています。
老朽化の状況について
椎出地区は、供用開始後20年が経過し、計装機器、ポンプ類、ブロアー類で耐用年数を経過したものがあり、計画的に更新していく必要があります。
全体総括
今後、人口減少及び少子高齢化により、経営状況が厳しくなることが予想されます。なお、椎出地区においては、処理槽の耐用年数を迎えるまでに公共下水道への接続を視野に入れています。