名張市:特定地域生活排水処理

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収録データの年度

2023年度

経営比較分析表(2023年度)

2010201120122013100%110%120%130%140%150%160%170%180%190%収益的収支比率
2010201120122013-0円0.05円0.1円0.15円0.2円0.25円0.3円汚水処理原価
20102011201220130%5%10%15%20%25%30%35%40%45%施設利用率
201020112012201371%72%73%74%75%76%77%78%79%80%81%82%83%水洗化率

経営の健全性・効率性について

戸別浄化槽事業については、令和5年度決算分より分析の対象となったため令和4年度以前の数値は全て0となっている。①経常収支比率が100%を下回っている要因としては、平成24年度に使用料を公共下水道の使用料と合わせて一元化したことにより収益が減額となったことがあげられる。②累積欠損金は使用料の改定以降の収入の減額により繰越欠損金からのスタートとなったこと、4年連続での純損失によるものである。⑤経費回収率は類似団体の数値を下回っている。各家庭に設置されている浄化槽であるため⑦施設利用率については対象外、⑧水洗化率については100%となっている。戸別浄化槽事業の各指標をみると、戸別浄化槽使用者の使用料収入だけで維持管理を賄えない状況は明白だが、当市では公共下水道・農業集落排水事業・戸別浄化槽事業を含めた健全経営を考えており、市域全体での下水道事業決算においては4年連続で純利益を出すことができている。

老朽化の状況について

戸別浄化槽事業については②管渠老朽化率、③管渠改善率ともに対象外のため0%である。浄化槽の設備については修繕等、維持管理をおこなっている。

全体総括

戸別浄化槽事業については、平成20年度に長瀬地区、平成26年度に国津地区を整備、供用開始した。地方公営企業法としての決算数値を踏まえた経営状況の分析を行うとともに、令和5年度に改定した経営戦略を活用し経営改善に取り組んでいく。