19:山梨県
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峡南医療センター企業団:富士川病院
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地域において担っている役割峡南医療センター企業団は、公立病院として地域医療を守るため、急性期から回復期、在宅医療に至るまで地域全体で切れ目のない必要な医療を提供し、地域完結型医療を目指している。富士川病院においては、救急医療やがん診療等の高度・専門的な医療を提供し、感染症指定医療機関の役割や災害拠点病院としてDMATを配備する等、地域医療の充実に努めている。 |
経常収支比率医業収支比率累積欠損金比率病床利用率入院患者1人1日当たり収益外来患者1人1日当たり収益職員給与費対医業収益比率材料費対医業収益比率 |
経営の健全性・効率性について平成29年度から構成町より総務省の繰出基準に準じた負担金の繰り入れが実施されたことにより経常収支比率は100%を超えている状況だったが、ベッドコントロールを含めた患者受け入れ態勢の改善等により令和元年度は医業収支比率でも100%を超えることができた。しかし外来患者1人1日当たり収益は平均値を下回っている状況であるので、令和元年度中盤からのMRI再稼働や、新たな施設基準の取得等に取り組んでいくことによって収益単価を確保し、企業団全体として累積欠損金の解消を図っていく。材料費対医業収益比率は高額薬品による治療のため平均値を上回っている。 |
有形固定資産減価償却率器械備品減価償却率1床当たり有形固定資産 |
老朽化の状況について企業団発足から6年が経過したが、社会保険病院時代に購入し耐用年数の過ぎた機械器具が多く、平均値を下回ってきた。しかし、償却が終了した資産が多く、平成30年度には平均値を超えたが、継続的な高額医療機器の更新が今後の重要課題である。また、帳簿原価の無い資産を企業団発足時に多く引き継いでいるため、1床当たりの有形固定資産は類似病院の平均値を大きく下回っている状況である。 |
全体総括経営改善を着実に実行し、経常収支比率や累積欠損金比率の更なる改善に取り組んでいく。また、老朽化した医療機器等の更新が控えているため、必要な設備投資に優先順位を付けて計画的に整備を行い、健全な経営を維持していく。 |
本ウェブサイトは、地方公共団体の財政に関するオープンデータのうち再利用困難なものを収集・整理し、
日本の経済学・財政学・情報技術の発展をめざして公表する場です。またオープンサイエンスの意味合いも含みます。
原典は、以下の資料です。参照先として(澁谷英樹「地方財政ダッシュボード」、(https://shibutani.org)
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