上野原市:簡易水道事業(法適用)

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収集されたデータの年度

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経営比較分析表(2014年度)

経営の健全性・効率性について

・経営の健全性について収益的収支比率を見ると、ここ数年、概ね100%を推移し、近隣市町村や類似団体平均値と比較しても良好な状態である。しかし、料金回収率や収支の内訳等を見ると、約4割が給水収益以外の収入で賄われていると考えられる。このため、適切な水道料金への引き上げや更なる経費の削減等の経営改善を図ることが必要である。・経営の効率性について施設利用率は、経年の数値を見るとほぼ50%で、最大配水時に61%である。近隣市町村と比較するとひかくてきに良い数値と成っており、類似団体平均値からは9ポイント低い数値に留まっている。また、利用率から見ると、施設の配水能力の約5割が使われていない状況と考えられる。しかし、施設を遊休状態にしている訳ではなく、山間地域における人口減少・過疎化に伴い、配水量が増えない状況と成っている為と考えられる。有収率は、近隣市町村や類似団体平均値と比較しても、ほぼ数値が上回り良い状態にある。しかし、経年の数値を比較すると年々数値が下がっており、配水管等の老朽化に伴い漏水等が増加しているものと考えられる。よって、計画的に老朽施設の更新を行うことが必要である。

老朽化の状況について

管路更新率は、近隣市町村や類似団体平均値の数値と比較して低い値と成っている。さらに、経年の数値を見ると、計画的な老朽施設の更新ではなく、漏水対応の改修が主な物と考えられる。また、本市は、殆どの施設が更新の時期に近づいており、計画的に老朽施設の更新を図ることが必要である。

全体総括

簡易水道事業は、約4割が給水収益以外の収入で賄われている事や必要な老朽施設の更新を先送りしている状況である。このことから、更なる経費の削減や適切な水道料金への引き上げ等の経営改善を図ることが必要である。さらに、計画的に施設の更新等に充てる財源の確保を行い、施設の更新を図って行く事が必要である。

類似団体【D2】

八雲町 今金町 せたな町 佐呂間町 大空町 士幌町 標津町 東北町 大船渡市 葛巻町 西和賀町 岩泉町 三種町 八峰町 尾花沢市 舟形町 二本松市 矢祭町 常陸太田市 鹿沼市 那珂川町 高崎市 嬬恋村 昭和村 長岡市 糸魚川市 妙高市 胎内市 阿賀町 津南町 黒部市 朝日町 白山市 川北町 おおい町 若狭町 山梨市 大月市 上野原市 市川三郷町 南部町 富士河口湖町 長和町 阿智村 喬木村 豊丘村 木曽町 大垣市 関市 飛騨市 池田町 白川町 静岡市 島田市 川根本町 設楽町 松阪市 大台町 度会町 大紀町 南伊勢町 長浜市 東近江市 豊郷町 京都市 綾部市 亀岡市 海南市 田辺市 印南町 みなべ町 日高川町 倉吉市 伯耆町 安来市 雲南市 邑南町 津和野町 吉賀町 隠岐の島町 井原市 美作市 吉備中央町 庄原市 廿日市市 安芸高田市 大崎上島町 山口市 萩市 柳井市 美馬市 那賀町 東みよし町 まんのう町 西予市 久万高原町 四万十市 香南市 中土佐町 日高村 津野町 大月町 八女市 太良町 松浦市 東彼杵町 菊池市 宇土市 宇城市 高森町 南阿蘇村 山都町 錦町 あさぎり町 苓北町 竹田市 由布市 都城市 日南市 美郷町 高千穂町 阿久根市 東串良町 錦江町 南大隅町 南種子町 龍郷町 喜界町 天城町