16:富山県
>>>
中新川広域行政事務組合:特定環境保全公共下水道
2023年度
2022年度
2021年度
2020年度
2019年度
2018年度
2017年度
2016年度
2015年度
2014年度
経常収支比率収益的収支比率累積欠損金比率流動比率経費回収率汚水処理原価水洗化率 |
経営の健全性・効率性について本事業は、H28から法適用したため、H27以前のデータは表されていない。①経常収支比率は前年度比5ポイント減の約122%となったが、類似団体と比較すると高い値となった。公共の処理場へ接続しており、処理場建設費の企業債利息が無いため、経常費用が抑えられている。②純損失が無く、累積欠損金が生じなかった。③流動比率は前年度比12ポイント増の約157%となり、類似団体と比較すると高い値となった。処理場建設費の企業債は公共で借入れているため、流動負債が抑えられている。④企業債残高対事業規模比率は、類似団体と比較すると低めであるが、管渠整備で地方債現在高が増え続けているため、料金収入が追い付くよう努力する必要がある。⑤経費回収率は100%と類似団体と比較すると高い値となった。処理場建設費の資本費が無いため、汚水処理費が抑えられている。⑥汚水処理原価は約161円となり、類似団体と比較すると低い。公共の処理場へ接続しているため、汚水処理費が抑えられている。⑦公共の処理場へ接続しているため、数値がない。⑧水洗化率は前年度比2ポイント増の約81%となった。水洗化率は増加傾向である。処理人口が毎年増えているが、それ以上に水洗化人口が増加している。 |
有形固定資産減価償却率管渠老朽化率管渠改善率 |
老朽化の状況について①前年度比2ポイント増の約8%となったが、類似団体と比較すると低い値となった。特環の管渠整備が継続中で、法定耐用年数に近い資産が少ない。②③管渠については、標準耐用年数が経過するR32(2050年)以降に、事業費を平準化させて老朽化対策を実施する計画である。 |
全体総括経営戦略をH28に策定しており、5年毎の見直しを予定している。H28から公営企業会計を適用した。経営状況を議会及び住民に公表し、管理費の経費削減を図った上で、R1に料金改定を行った。当組合は2町1村の組合であり、構成町村である上市町及び立山町では、特環及び農集の処理場を有しており、人口減による処理水量の減に合わせ、施設の効率的な運用を図るため、各処理区の統廃合を行う必要がある。 |
本ウェブサイトは、地方公共団体の財政に関するオープンデータのうち再利用困難なものを収集・整理し、
日本の経済学・財政学・情報技術の発展をめざして公表する場です。またオープンサイエンスの意味合いも含みます。
原典は、以下の資料です。参照先として(澁谷英樹「地方財政ダッシュボード」、(https://shibutani.org)
)もご記載ください。
| 「財政状況資料集」 | 「経営比較分析表」 | 「統一的な基準による財務書類に関する情報」 |
© 2019- 地方財政ダッシュボード | 🔗澁谷 英樹 (researchmap) | 🏫澁谷 英樹 (南山大学)