奥多摩町:奥多摩病院

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収集されたデータの年度

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経営比較分析表(2019年度)

地域において担っている役割

二次救急指定病院として24時間体制で、小児から高齢者、在宅の看取りまで、外来・救急・入院・在宅医療まで幅広い医療形態を維持している。山間地域であるため、近年は病院に来院できない患者さんのため、訪問診療・訪問看護を強化している。

経営の健全性・効率性について

①経常収支比率については100以上となっているが、一般会計他からの補助金・負担金により単年度収支においては黒字となっている。引き続き経費節減等により健全化を目指す。②医業収支比率の減少ついては、入院患者数の大幅な減少により医業収益が減少したことによる。④病床利用率低下の要因については、高齢者における外来リハビリ等の効果により整形外科で入院に至る患者が減少したこと(前年度比40%減)が1つの要因と考えられ、また例年入院患者の多い時期である夏季と冬季の入院患者数が少なかったことも要因として考えられる。⑤入院患者1人1日当たりの収益については平成31年3月に地域包括ケア病床6床の運営を開始したことにより増加している。⑥外来患者1人1日当たりの収益については、高齢の通院患者が高い割合を占めており、1人当たりの単価は低くなっている。⑦職員給与費対医業収支比率については、職員の年齢層が高いため給与支出が多くなっており、当該年度のおいては医業収益が大きく減少したため、相対的に比率が高くなっている。⑧材料費対医業収益比率については、積極的なジェネリック医薬品の採用等のコストダウンにより減少していたが、近年では横ばいとなっている。

老朽化の状況について

病院については昭和63年に改築し30年が経過したため、建設当時から使用している附帯設備については順次更新し対応したい。令和元年度の事業として、維持補修調査を行った。その結果を基に附帯設備の改修計画を作成した。

全体総括

山間地域にある病院で人口減少等により大幅な患者数の増を見込むことは難しいものの、隣接病院まで町の中心から車で40分、遠い集落からは1時間以上かかるところもあり、住民にとっては必要不可欠な病院である。又、近年、登山・キャンプ等のアウトドアを中心に観光客が増加している。二次救急医療機関として役割を果たしたい。

類似団体【7】

稚内こまどり病院 国保病院 国保月形町立病院 上富良野町立病院 町立病院 国保町立和寒病院 下川病院 遠別町立国保病院 国保病院 国保病院 国保病院 国保病院 国保病院 むかわ町鵡川厚生病院 門別国保病院 国保病院 新ひだか町立三石国民健康保険病院 標津町国民健康保険標津病院 広尾町国民健康保険病院 利尻島国保中央病院 浪岡病院 外ケ浜中央病院 町立大鰐病院 国保大間病院 大東病院 奥州市国民健康保険まごころ病院 国保沢内病院 国保種市病院 石巻市立牡鹿病院 気仙沼市立本吉病院 大崎市民病院岩出山分院 蔵王町国民健康保険蔵王病院 町立病院 宮下病院 ふたば医療センター たむら市民病院 笠間市立病院 市民医療センタ- 君津中央病院大佐和分院 奥多摩病院 ゆきぐに大和病院 牧丘病院 上田市立産婦人科病院 信楽中央病院 国保京丹波町病院 京都市立京北病院 災害医療センター 浜坂病院 アイセンター病院 公立村岡病院 飯南町立飯南病院 津和野共存病院 隠岐島前病院 国立病院機構岡山市立金川病院 公立下蒲刈病院 周防大島町立橘病院 那賀町立上那賀病院 海南病院 国保梼原病院 国保大月病院 みどりの杜病院 宇城市民病院 国民健康保険 天草市立 新和病院 宮崎市立田野病院 日向市立東郷病院 椎葉村国民健康保険病院 西郷病院 市立坊津病院 町立病院 久米島病院