青梅市:総合病院

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収集されたデータの年度

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経営比較分析表(2021年度)

地域において担っている役割

これまで西多摩保健医療圏の中核病院として地域が必要とする高度な急性期医療を担ってきました。今後も東京都地域医療構想における西多摩保健医療圏の推計値を踏まえると、高度急性期・急性期機能の役割をより明確に担う必要があると考えています。また、公立病院の使命として、高度な救急・周産期・小児・災害医療を引き続き提供するとともに、新型コロナウイルス感染症については、同感染症の入院重点医療機関の指定を受けるなど、地域において必要な医療を提供するために重要な役割を果たしています。

経営の健全性・効率性について

近年、職員給与費や材料費等が増加する一方で、⑤入院患者1人1日当たり収益、⑥外来患者1人1日当たり収益の増加が示すとおり、各種医業収益の増収に取り組んでいます。令和3年度は、新型コロナウイルス感染症の影響で大幅に悪化した、④病床利用率が前年より8.8ポイント改善した結果、②医業収支比率が15.5ポイントの増となる一方で、同感染症発生前の水準には戻っていません。最終的には、補助金の交付を受け、①経常収支費率が100%を上回る結果となりました。

老朽化の状況について

①有形固定資産減価償却率および②器械備品減価償却率ともに上昇しており、一番古い建物は竣工から40年経過しており、全体的に老朽化が進んでいます。こうしたことから新病院建設に向け、基本計画、基本・詳細設計をまとめ、令和2年度から新病院建設工事に着手しています。器械備品についても、令和5年度の新病院の開院に向け、計画的に更新をしていく予定です。

全体総括

西多摩保健医療圏における青梅市立総合病院の役割を果たし、健全経営を継続していくためには、さらなる機能の充実が必要です。そのためにも、新病院建設を着実に推進し、これまで以上に高度急性期・急性期医療に注力していきます。また、収束が見えない新型コロナウイルス感染症禍においても、病院機能を維持し、中核病院としての役割を担うとともに、継続して収支の改善に取り組んでいきます。

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