経営の健全性・効率性について
収益的収支比率が前年度に引続き、向上している。引続き、使用料の改定、徴収率向上、歳出削減等、効果的な施策を展開をしていき、経費回収率も重要な指標に位置付けながら、経営改善に向け、積極的な活動を実行していく。
老朽化の状況について
過去に実施した施設の機能診断の結果から、施設改修の必要性が生じた。この結果に伴い、町内3施設のうち、1施設を令和5~6年度に大規模改修する計画を策定した。これに伴い、経営に与える影響を踏まえ、より一層の財源確保等、計画的な投資を検討する。
全体総括
一宮町の農業集落排水事業は、施設の老朽化により、今後多くの施設更新等が見込まれ、経営状況が悪化すると想定される。このことから、計画人口に満たない地区の接続向上やライフサイクルコストの削減等を積極的に推進するとともに、使用料の見直しや徴収率向上を目指し、経営の効率化・健全化を目指す。