経常収支比率
収益的収支比率
累積欠損金比率
流動比率
経費回収率
汚水処理原価
施設利用率
水洗化率
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経営の健全性・効率性について・収益的収支比率は100%を割り込んでおり、今後も引き続き経費の削減及び水洗化率の向上に努める必要がある。利用人口が多い事業所の接続を促進し、使用料収入の増加を図っていく。・経費回収率については平成27年度以降100%を下回っており、人口減少の影響や経年劣化に伴う維持管理費用の増加が影響していると思われる。・維持工事費用の平準化や水洗化率向上のための戸別訪問等対策をさらに推進する必要がある。・水洗化率と施設利用率については依然として低いため、これらの率向上に努めていく必要がある。・汚水処理原価は、昨年と比べ高い数値となった。今後は、処理場の運営費用等についてのコストカットや汚泥処理の効率化等を検討していく。
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有形固定資産減価償却率
管渠老朽化率
管渠改善率
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老朽化の状況について・茂木町においては、平成9年度から開始し平成16年3月に供用開始となり、18年経過したことにより水処理センターや中継ポンプ場内の機器に故障が起き始めている。重大事故が発生する前に適宜修繕費用を予算化し対策を講ずる必要がある。
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全体総括・茂木町の公共下水道事業は、類似団体と比較すると経費回収率が平均値を下回った。今後も引き続き水洗化の普及活動に取り組み、水洗化人口と有収水量の増加を図る必要がある。・収益的収支比率及び経費回収率が例年と比べ低くなっているのは、法適用化に伴う打ち切り決算を行ったためである。
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