経営の健全性・効率性について
収益的収支比率は100%を上回っているものの、経費回収率は平均値以下の53%であることから、他財源に大きく依存して運営しているといえる。施設利用率は90%を上回り、施設利用人口の大きな変化もないため、使用料収入の大幅な増加は見込めない。引き続きの経営改善を図るとともに、料金の見直し等も検討する必要があると考えられる。
老朽化の状況について
現在、管路施設については、異常がある箇所をその都度修繕している状況である。施設についても、老朽化が進んでいるため、機器の更新や長寿命化などが必要になってくる。そのため、計画的な修繕が必要であると考えられる。
全体総括
収入の大部分を一般会計からの繰入金に依存している。今後も施設及び管路の維持管理費は増加することが予想されるため、計画的な更新の実施や料金の見直しが必要になると考えられる。