長井市:農業集落排水
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06:山形県
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経営比較分析表(2019年度)
経営の健全性・効率性について
①29年度から施設更新に備えた機能診断調査が始まり、委託料等の費用増大したため95~96%で推移している。100%未満であるものの僅かずつではあるが改善傾向にある。④類似団体と比較し低い数値となっているが、順次更新工事を実施しているため、企業債がやや増加する。人口減少等に伴い、使用料は低迷していくと考えられるため、使用料見直しの検討も含めて更なる経営改善を図っていく必要がある。⑤経費回収率は、100%に近い数値となっており、比較的良好である。今は施設の更新工事が始まっているため、適正な使用料収入の確保及び汚水処理費等の削減がより一層必要となる。⑥汚水処理原価に関しては、大きな変動はなく、類似団体より低くなっている。農業集落排水処理区域においては、既に建設事業を終了しており、大幅な新規接続加入がないことから、有収水量増はあまり見込めない。⑦施設利用率は6割以上で類似団体と比較しても高く、施設の効率性は比較的良いと言える。今後、人口は減少していくため、利用率が下がる可能性があり注視していく必要がある。⑧水洗化率は93%台で止まっている傾向がある。老齢(単身)世帯の増加や人口減少等の状況から大幅な接続加入を見込むことは困難であるが、飽和状態に達した今泉地区と比べ、加入率がやや低い大久保地区には若干上昇の余地がある。重点的な接続策を進め、最終的な目標水洗化率を概ね95%程度とする。
老朽化の状況について
供用開始から20年以上経過しており、現在は既存施設の維持管理が中心となっている。機能強化対策事業を進め、今泉・大久保地区農業集落排水処理施設の改築・管渠更新等、計画的に更新工事を実施していく。
全体総括
農業集落排水事業は、すでに建設事業を終了し、現在は既存施設の維持管理が中心となっている。機能強化対策事業を進め、今泉・大久保地区農業集落排水処理施設の改築・管渠更新等、計画的に更新工事を実施していく。また、令和2年4月から公営企業会計移行となり、より的確に経営状況の把握が可能となった。今後は、移行初年度の経営状況を踏まえ、経営戦略の見直しも行いながら、更なる経営の健全化を目指していく。