潟上市:特定地域排水処理施設

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収集されたデータの年度

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経営比較分析表(2017年度)

経営の健全性・効率性について

収益的収支比率については、各年度で総収益に対して総費用及び地方債償還金の割合が高く100%未満であることから常時単年度収支が赤字であることを示している。使用料収入が平成24年度以降減少傾向であるとともに、維持管理費が使用料収入を上回っていることから収益的収支比率が平成29年度を除き100%未満となっている。平成29年度は、消費税の還付により一時的に収益が増加したため100%を超えている。企業債残高対事業規模比率については、類似団体と比較し低い数値となっているが、平成29年度では受益者分担金の増加により一般会計負担分が減少したことから類似団体よりも高い数値となっている。本事業は市町村で浄化槽を個別に設置するものであるため、大半は設置後速やかに接続する。そのため有収水量の確保も容易となるが、人口減少とともに水洗化人口も減少していることから安定的な有収水量の確保が出来ない状況になっている。汚水処理原価で示すように、有収水量の減少とともに汚水処理原価が増加し、それに加え使用料収入が減少しているため経費回収率にも影響している。平成28年度の汚水処理費用では約45%が使用料収入で、残り55%の大半を繰入金で賄うという非常に厳しい回収率となっているため、使用料収入の確保はもちろんのこと維持管理費の抑制に係る取り組みが必要となってきている。

老朽化の状況について

管渠改善率については、供用開始から約12年程度しか経過しておらず、更新自体行っていないことから数値として計上されていない。

全体総括

収益的収支比率及び経費回収率が、平成29年度を除き100%未満であるため維持管理費の削減及び使用料収入の底上げが必要と考えられる。特定地域生活排水処理事業は平成17年度からの事業であり、使用料については同年度から公共下水道と同じ水準となっている。平成24年1月に下水道事業全体として段階的に統一を図っており、最終統一年度から日が浅く早急に使用料を改定することは困難である。しかし、今後事業を継続していくには、将来見通しを立てる必要があるため、経営状況を踏まえた上で使用料改定を検討する必要がある。維持管理費については、原則個人設置に切り替えているため大幅に増加することはないが、包括的民間委託、広域化等を視野にいれ削減できる方策を検討する必要がある。

類似団体【K3】

北斗市 福島町 上ノ国町 島牧村 寿都町 黒松内町 妹背牛町 中川町 利尻町 壮瞥町 厚真町 釧路町 標津町 平川市 平内町 大鰐町 盛岡市 宮古市 八幡平市 岩手町 紫波町 西和賀町 一戸町 大崎市 大和町 大郷町 大衡村 色麻町 加美町 女川町 秋田市 由利本荘市 潟上市 藤里町 八峰町 寒河江市 上山市 長井市 最上町 大蔵村 白鷹町 飯豊町 白河市 西会津町 磐梯町 金山町 昭和村 会津美里町 三春町 小野町 日立市 桜川市 行方市 小美玉市 大子町 鹿沼市 伊勢崎市 太田市 渋川市 富岡市 下仁田町 長野原町 嬬恋村 滑川町 嵐山町 吉見町 鳩山町 ときがわ町 横瀬町 東秩父村 寄居町 皆野・長瀞下水道組合 長柄町 八王子市 青梅市 奥多摩町 八丈町 青ヶ島村 小笠原村 相模原市 新潟市 十日町市 上越市 南砺市 七尾市 輪島市 珠洲市 羽咋市 宝達志水町 越前市 甲府市 北杜市 甲斐市 市川三郷町 身延町 飯山市 安曇野市 木祖村 木曽町 揖斐川町 掛川市 御殿場市 津市 伊賀市 多気町 紀宝町 舞鶴市 綾部市 京丹後市 京丹波町 高槻市 枚方市 茨木市 富田林市 河内長野市 大東市 和泉市 柏原市 田辺市 高野町 有田川町 北栄町 浜田市 出雲市 大田市 安来市 奥出雲町 西ノ島町 隠岐の島町 高梁市 美作市 新庄村 奈義町 庄原市 宇部市 萩市 三好市 高松市 今治市 西予市 久万高原町 伊方町 鬼北町 愛南町 うきは市 みやま市 香春町 佐賀市 唐津市 武雄市 小城市 嬉野市 神埼市 みやき町 有田町 江北町 諫早市 西海市 雲仙市 時津町 小値賀町 玉名市 菊池市 美里町 南関町 長洲町 小国町 南阿蘇村 臼杵市 竹田市 国東市 宮崎市 延岡市 日南市 綾町 薩摩川内市 三島村 長島町 知名町