山田町:公共下水道
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03:岩手県
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経営比較分析表(2019年度)
経営の健全性・効率性について
平成23年3月に発生した東日本大震災後、復興事業により、新たな処理場の供用開始、供用開始区域の拡大があり、また、住宅再建が進み接続数も増え、使用料収入は増加している。①収益的収支比率は、接続数が伸びたことにより収入が増加し、前年から2.45ポイント改善された。④企業債残高対事業規模比率は、27年に終末処理場建設に係る多額の借入れを行ったことや管渠布設工事も行っているため多額である。⑤経費回収率は100%を下回っており、一般会計からの繰入金に依存しているが、山田・織笠地区で住宅再建が進み、使用料収入が増加し前年より4.53ポイント改善した。⑥汚水処理原価は、249.17円となり前年から5.88円増加している。⑦施設利用率は、山田処理区の供用開始区域を拡大しているため34.65ポイントと類似団体平均値より低い値である。⑧水洗化率は、山田処理区の供用開始区域を拡大していることとから減少している。
老朽化の状況について
管渠改善率は、1%未満である。現在、下水道整備計画により管渠整備をしているが、将来的には老朽化した管渠を計画的に改善していく必要がある。
全体総括
全体的に経営は赤字である。使用料収入のみでは地方債償還金などを賄えず、一般会計からの繰入金に依存している。今後は、水洗化率の向上や適切な使用料の設定により経営改善を推進する必要がある。