山田町:末端給水事業
団体
03:岩手県
>>>
山田町:末端給水事業
地方公営企業の一覧
簡易水道事業
末端給水事業
公共下水道
漁業集落排水
収録データの年度
2023年度
2022年度
2020年度
2019年度
2018年度
2017年度
2016年度
2015年度
経営比較分析表(2019年度)
経営の健全性・効率性について
①経常収支比率は、100%を超えており、単年度収支は黒字である。当該率がここ2年減少傾向にあることから、更なる経営改善に取り組んでゆく。②累積欠損金比率は、0%であることから、累積欠損金は発生しておらず、経営は健全である。③流動比率は令和元年度は159.87%と100%を優に超えており、債務に対する支払能力は十分にある。④企業債残高対給水収益比率は、年々減少しており、順調に企業債の償還が進んでいる。また、平均値よりも低率であり、適切な数値である。⑤料金回収率は、100%を超えており、かつ平均値よりも高率であることから、適切な料金水準である。⑥給水原価は、平成29年度から平均値以下であり、適切な数値である。⑦施設利用率は、平均値を超えて稼働しており、適切な施設規模である。⑧有収率は、平均値に達していない。有収率向上のため、平成30年度から漏水調査、修理を行い漏水量の減少に努めている。
老朽化の状況について
①有形固定資産減価償却率は、平均率より低率であり、耐用年数に近い資産が少ないことを示しており、将来の施設の更新等の必要性は低いと推測される。②管路経年化率は0%と低率であり、法定耐用年数を経過した管路はない。③管路更新率は、0.36%と低いが、法定耐用年数を経過した管路がないことから、適正である。また、令和2年度まで東日本大震災の災害復旧事業を中心に進めており、令和3年度から、老朽化した管路・施設を計画的に更新していく。
全体総括
全体的には、経営は健全である。しかし、今後、人口減による給水収益の減少が見込まれることから、令和3年度に策定する水道ビジョン、水道経営戦略、アセットマネジメントなどに基づき、適切な料金収入及び経営改善を図って行く。