収益等の状況について
①収益的収支比率、④売上高GOP比率、⑤EBITDAのいずれも緩やかな低下を続けており、かろうじて黒字経営を維持している。①収益的収支比率は類似施設の平均値に比べて極めて低い。⑪稼働率は僅かに増加したが、平成30年10月の消費税増額に伴い指定管理料が増がしたため、①収益的収支比率、④売上高GOP比率、⑤EBITDAのいずれも低下した。
資産等の状況について
経年劣化による機器の故障や舗装の陥没が度々発生しており、都度、修繕等を行っている。
利用の状況について
時間利用については、平日夜間と休日における周辺飲食店等の利用者が大きく減少している。今後、新型コロナウィルスの影響を受けたイベントの中止や会食の自粛によりさらに減少すると予想される。月決め利用については、平日日中の通勤者によるものが主であり、堅調である。
全体総括
かろうじて黒字経営を継続しているが、新型コロナウィルス感染症による利用者の減少や、急な機器の故障などで生じる不測の支出、大雪による除雪費の増などにより、赤字経営に陥る可能性が高い。適宜、施設の状態を把握し、適切な修繕に努めることで不測の支出が多額になることを防ぐ。また、新型コロナウィルス感染症の状況に合わせ、月決め契約と時間利用の配分を見直すことで収益の向上を図る。