簡易水道事業(法適用) 簡易水道事業(法適用) 特定環境保全公共下水道
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財政健全化等財源超過首都近畿中部過疎山振低開発指数表選定
財政力指数については、0.29で北海道平均及び類似団体平均より高い水準を維持しています。要因としては、農業所得等の個人村民税が安定的に推移していることがあげられます。しかし、歳入は地方交付税を含む依存財源の割合が高いため、今後も安定的な自主財源の確保に努めます。
経常収支比率については、83.5%で類似団体平均を上回ったものの、全国平均、北海道平均より低い数値となっています。前年度と比較して4.2ポイント低下しましたが、要因としては、歳入の増〔普通交付税:前年比+253,080千円等〕があげられます。今後も、歳出では職員数の増による人件費の増加、役場庁舎建設事業など大型事業の元金償還額の増による公債費の増加が見込まれることから、引き続き経常経費の節減に努めます。
人口1人当たり人件費・物件費等決算額については、全国平均及び北海道平均より大幅に高い水準にあります。要因としては、地方自治体は人口規模に係わらず基礎的な行政サービスを提供することから、一定の経費が必要となるためです。人口が少ない団体では、必然的に1人当たりの額は大きくなる傾向にあります。また、類似団体平均も上回っており、特に物件費は高い水準となっています。物件費については、ふるさと納税による寄附金の関連経費が増加しているほか、業務の多様化等により委託料が増加傾向にあるため、業務の見直しや経費削減により物件費の縮減に努めます。
ラスパイレス指数については、国(100)と全国市平均と比較して低いものの、全国町村平均、類似団体平均よりは高くなっています。年度により指数は前後しますが、引き続き適正な給与水準の管理に努めます。
人口1,000人当たり職員数については、全国平均及び北海道平均より大幅に高い水準にありますが、類似団体と比較すると少ない職員数となっています。要因としては、地方自治体は人口規模に係わらず基礎的な行政サービスを提供することから、一定の職員数が必要となるためです。人口が少ない団体では、必然的に人口1,000人当たりの職員数は多くなる傾向にあります。類似団体内では少ない職員数となっていますが、定員適正化計画に基づき、適正な職員数の管理に努めます。
実質公債費比率については、6.0%と前年度から上昇しましたが、北海道平均及び類似団体平均よりも低い数値となっています。要因としては、近年の借入にあたっては交付税措置または充当財源のあるものを基本として計画的な借入をしてきたことがあげられます。また、平成30年度には村民プール建設事業分の繰上償還を行い、公債費の抑制を図りました。今後、役場庁舎建設事業の元金償還額の増などにより、公債費の増加が見込まれることから、令和4年度に役場庁舎建設事業分の一部を繰上償還するほか、引き続き計画的な借入を行い、適正な水準維持に努めます。
将来負担比率については、将来負担額よりも充当可能な財源(基金、普通交付税基準財政需要額算入見込額等)が上回っていることから算出されていません。現時点では健全な財政状況にあるといえますが、今後、各公共施設・設備の老朽化等への対応にあたり、基金の取崩や地方債の借入が想定されることから、新規事業の実施にあたっては少しでも有利な財源確保を検討するなど、引き続き健全な財政状況を維持できるよう努めます。
経常収支比率の人件費分は23.0%で、北海道平均よりは高いものの、全国平均及び類似団体平均と比較して低い水準となっています。要因としては、定員適正化計画に基づき、退職者の不補充・新規採用者の抑制に努めてきた期間が長かったこと、また、これに伴い職員の年齢構成が変化した(若年層の職員が増えた)ことがあげられます。今後も定員管理を行うことで、適正水準の維持に努めます。
経常収支比率の物件費分は24.0%で、全国平均及び北海道平均、類似団体平均と比較して高い水準となっています。特に業務の多様化や賃金単価の上昇等により委託料が増加傾向にあるため、業務の見直しや経費削減により物件費の縮減に努めます。
経常収支比率の扶助費分は2.7%で、全国平均及び北海道平均と比較すると大幅に低い水準となっています。ただし、今後、高齢者支援施策や子育て支援施策の更なる進展、高齢化率の上昇等により増加することが予想されます。
経常収支比率のうちその他(維持補修費、繰出金)分は13.0%で全国平均及び類似団体平均と比較して高い水準となっています。前年度と比較して3.1ポイント低下しましたが、前年に比べ除雪費が減少したことによる維持補修費の減が主な要因です。繰出金については、今後も適正な繰出しに努めるとともに、保険料や水道料金などの適正な負担の在り方についても検討を行っていきます。
経常収支比率の補助費等分は8.9%で、全国平均及び北海道平均、類似団体平均と比較すると低い水準となっています。これまで本村では、随時補助金の見直しを行ってきましたが、今後も検証や見直しを行い、適正な水準維持に努めます。
経常収支比率の公債費分は11.9%で、全国平均及び北海道平均、類似団体平均と比較して低い水準となっています。さらに、平成30年度には村民プール建設事業分の繰上償還を行い、公債費の抑制を図りました。今後、役場庁舎建設事業の元金償還額の増などにより、公債費の増加が見込まれることから、交付税措置または充当財源のあるものを基本として計画的な借入を行うほか、令和4年度に役場庁舎建設事業分の一部について繰上償還を実施し、適正な水準維持に努めます。
経常収支比率のうち公債費以外分は71.6%で全国平均と比較すると低いものの、北海道平均及び類似団体平均と比較すると高い水準となっています。特に本村では物件費の割合が高くなってるため、財政の硬直化を防ぐため、各種事業の見直しや経常経費の節減に努めます。
(増減理由)・財政調整基金が119百万円の減少、その他特定目的基金が185百万円の増加となったことから、基金全体では66百万円の増加となりました。(今後の方針)・今後も各基金への計画的な積み立てを行っていきますが、令和4年度においても財政調整基金の取り崩しを予定しているほか、減債基金や公共施設の老朽化対策、福祉施策等に係る取り崩しを予定していることなどから、基金全体では減少が見込まれます。
(増減理由)・令和3年度は、決算剰余金等71百万円の積み立てを行いましたが、維持補修費や人件費など経常経費の増加等により財源調整として190百万円を取り崩したため、前年度から119百万円減少しました。(今後の方針)・今後も公共施設の老朽化対策等により、財源調整として繰り入れが必要となることが想定されますが、災害等の突発的な財政需要に対応するため、基金残高に応じて積み立てを行います。
(増減理由)・令和3年度は、基金残高の増減はありませんでした。(今後の方針)・役場庁舎建設事業など大型事業に係る地方債によって償還額の増加が見込まれることから、令和4年度に役場庁舎建設事業分の一部繰上償還を行います。また、平成28年度から令和3年度にかけて実施した国営かんがい排水事業負担金の繰上償還も予定しており、それらの財源として取り崩しを予定しています。
(基金の使途)・公共施設等整備基金:村が設置する公共施設等の整備・ふるさと活性化基金:ふるさと活性化の費用・豊かな環境等創成基金:農村の豊かな自然環境及び伝統的文化資源などの維持保全等・文化振興基金:文化振興の費用・福祉基金:福祉の充実(増減理由)・基金の積立額は、ふるさと納税に係る寄附金の積み立てが408百万円となり、前年の264百万円から大きく増加しました。また、公共施設等整備基金への余剰金の積み立てもあり、その他特定目的基金全体では626百万円となりました。・基金の取崩額は、公共施設等整備基金で公共施設の改修工事等に係る財源として141百万円取り崩したほか、福祉基金で高齢者支援や子育て支援施策の財源として90百万円、庁舎整備基金で庁舎建設事業の財源として69百万円取り崩すなど、その他特定目的基金全体で441百万円となりました。・令和3年度は、積立額が取崩額を上回ったことから、前年度から185百万円増加しました。(今後の方針)・今後もふるさと納税による寄附金や余剰金等の積立を予定していますが、公共施設の老朽化対策や福祉施策等のための基金の取り崩しにより、その他特定目的基金全体では減少する見込みです。
有形固定資産減価償却率は、63.8%で、全国平均、類似団体平均と比較して、高い水準となっています。公共施設については、整備に多額の費用を要することから、計画的に整備を行っており、令和3年度は長寿命化における建物の改修工事は実施しているものの、減価償却額を下回ったため前年度より増加しました。今後も公共施設等総合管理計画に基づく個別施設計画の策定を進め、計画的な施設改修や更新等を行っていくものです。
債務償還比率は176.2%で、基金積立や経常的な一般財源の増加により前年度から減少し、全国平均、北海道平均、類似団体平均と比較して低い水準となっています。しかし、今後も各公共施設・設備の老朽化等への対応のため、地方債の借入や基金の取崩が想定されることから、新規事業の実施にあたっては少しでも有利な財源確保を検討するなど、健全な財政状況を維持できるよう努めます。
※将来負担比率については、将来負担額よりも充当可能な財源が上回っていることから算出されていません。
※将来負担比率については、将来負担額よりも充当可能な財源が上回っていることから算出されていません。
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