経営の健全性・効率性について
経営収支比率・料金回収率ともに平均値より高い数値ではあるが、給水人口が年々減少し、大幅な増額が不可能なため、繰出金に頼った運営をせざるを得ない状況にある。また、施設利用率は高いが、有収率が低いことについては、施設・管路の老朽化等による漏水が影響していると思われる。漏水については、漏水調査等により改修し、有収率の向上を目指している。
老朽化の状況について
管路については、耐用年数を経過しているものが多く、道路改良工事等に合わせて布設替工事をしているが、間に合っていない状況にある。また施設・機器設備についても、多くのものが耐用年数を経過している。
全体総括
現在3つの施設を運営しているが、すべての施設が耐用年数を経過しており、更新が必要である。平成28年度より、2つの施設統合に向けて進めており、平成29年度から工事に着手し、管路更新率と有収率の向上に努めている。