経営の健全性・効率性について
①昨年に引き続き地方債の償還が一部終了し、地方債償還金が減少したことと、徹底した漏水調査により漏水箇所の修繕を行ったことで有収率の改善にもつながっている。これといって大きな災害、工事等もなく修繕費、工事費、負担金等の総費用もさほど変わらない。水道使用料の収入も減少傾向にあるが地方債の償還がそれ以上に少なくなったことで収益的収支比率が改善している。
老朽化の状況について
平成15年度までの下水道整備と平成23,24年度の志岐地区特定農業用管水路特別対策事業に併せて配水管の布設替えが行われた。さらに富岡地区においては送水管、配水管で漏水が頻発していた為、平成23,24年度で布設替えが完了している。現在は道路改良工事に併せて随時布設替えを行う程度である。
全体総括
地方債償還金が減少したことで経営面に大きな改善がみられている。今後も安定した経営ができるよう効果的な管路の更新や、漏水箇所の早期発見に努め最小限の支出にとどめ地方債の償還も計画どおりに行っていく。経営戦略は平成28年度に策定済み。