42:長崎県
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長崎県病院企業団:富江病院
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地域において担っている役割富江地区における地域病院として、救急医療に対応するとともに、慢性期、回復期を中心とした医療を提供している。人口減少と少子高齢化が急速に進行しており、有病高齢者、独居者、交通手段のない高齢者が増加し、対応できる介護者不足が予想される。その状況に対応するため、従来より連携している介護施設や地域のケアマネージャーとの更なる連携強化が必要となる。 |
経常収支比率医業収支比率累積欠損金比率病床利用率入院患者1人1日当たり収益外来患者1人1日当たり収益職員給与費対医業収益比率材料費対医業収益比率 |
経営の健全性・効率性について①経常収支比率は100%以上を維持しており、健全な事業運営を行ってる。(グラフ①③)②病床利用率は、平成27年以降90%以降であり、入院収益が医業収益の70%を占める。入院単価は地域包括ケア病床を1床増床し微増した。外来単価は、新患の増加に伴い、検査収入が増加した。(グラフ②④⑤⑥)③医師1名が増加となったが、7月より医師2名減、放射線技師が1名減。材料費は、診療材料費の薬品費が減少し、診療材料費、給食材料費が微増。ただし、医業収益が伸びたことにより、収益比率では減少がみられた。(グラフ⑦⑧) |
有形固定資産減価償却率器械備品減価償却率1床当たり有形固定資産 |
老朽化の状況について建物及び職員宿舎については、平成4年3月に完成し、平成19年2月に2階病棟トイレ・浴室を改修工事している。空調設備の老朽化により、故障しているため、順次各箇所で更新している。今後、浄化槽設備、水道設備、ボイラー設備、エレベーター設備の更新が必要となる。 |
全体総括「長崎県病院企業団第2次中期経営計画」よりも経常収支は目標を達成しており、経営の健全性は達成されている。公的医療機関等2025プランに沿って、地域包括ケア病床の設置を実施している。今後は、建物・設備の老朽化に伴う修繕や更新が必要となってくる。地域内の人口減少と高齢者の増加により、重症患者が減少し有病老人の入院・外来を占める割合が高まり、地域包括ケア病床の高い病床稼働率を維持し、病院経営の安定と地域病院として基幹病院や介護施設との連携を強化し、その責務を果たしたい。 |
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